こんにちは、
キャリアコンサルタントの白鳥未緒です。
キャリアプランを立てること。
目標を明確にして今すべきことを積み重ねること。
自分は将来こういうことをしたい。
そこに行くためにはこういった経験が必要で、
自分の現在地はここだから、
今はこういう経験を積んで、
今後はこんな経験を経て、
その後、そこにたどり着きたいと考える。
そのような計画を立ててみることは、
有意義であることが多分にあります。
でもそうでない面も、ある。
それが足かせになることも、あるのです。
これはその人の性質にもよるので、
一概に言えることではないけれども、
計画したその目標や
計画したそのルートに縛られてしまい、
「今目の前にあること」を受け入れることを、
「今目の前にあること」を楽しむことを、
頑なに拒否して
身動き取れなくなって
どんどん自分の首を絞めている場合があるからです。
ゴールを決めることも
それまでの道筋を描くことも
それは意義のあることだけれど、
それは
その方法が
自分にとって進みやすく
自分にとって心地よく動けるための道しるべであり
決して自分を縛り付けるものであってはならないと、
私は思うのです。
自分がそのゴールや道筋に縛られてしまうと、
少しでもそこからずれた何かが起こった時に、
「NO」
という強い拒否反応を示し、
今、目の前にある可能性をすべて消し去ってしまうからです。
今、自分の目の前に起こっていることは、
自分にとって必ず必要なことです。
必要のない出来事は、起こりません。
今の自分は、ここから何を学ぶことができるのか。
そんな視点から今を見つめ、
自分の力へと変換していく力。
これが、自分を幸せにしていく力に他ならないのです。
プランドハプンスタンスセオリーという考え方があります。
キャリア理論で用いられる考え方のひとつで、
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されたもの。
「個人のキャリアの8割は予想しない偶然の出来事で形成される」とし、
その偶然を待つだけではなく、
自分から計画的に設計してキャリアを良いものにしていこう
という考え方です。
私自身がこの考え方に触れた時、
「これだ!」と強く思った記憶が鮮明に思い出されます。
そもそも、どんなに綿密に計画を練っても、
キャリア転換のチャンスのほとんどは偶然によってもたらされるもの。
それなら、その偶然を待っているだけでなく、
自分で意図的に創りだして、楽しみながらより良いものにしていこう!
そんなセオリーに、ワクワクしたものです。
ゴール設定も
目標設定も
ルート計画も
悪くない。
けれど、
今目の前に起こっていることが
想定外のことだったとしても、
それすら楽しんで自分の力に変換し、
より力強い歩みに変えていくことが、
もっともっと自分らしさを表現できる
より豊かな人生の歩みになっていくのではないかな?
私はそう思うのです。
そしてそのほうが、
断然毎日が、一瞬一瞬が、楽しいよね?
自分のために立てたキャリアプランが、
自分の楽しさを奪ってしまうようではもったいない。
自分の人生は、
それを形作っている「今」は、
楽しさと心地よさで満たされていることが、
豊かさを感じるために
何よりも大切にしていくべきことなのです。
働く喜びをもう一度。
そんなあなたを応援します。
セルフィル 白鳥未緒
