「ある」ことを認めるということ。
これができてくると迷わず前に進んでいくことができるのだけど、
なかなかできなかったんだな。
私は、これがまた。
「ある」のに、「ない」ことにしているから、
「ある」のに、探し続けるのね。
ないよ~
ないよ~
どこいったのよ~ と。
***
婚活していた頃、上手くいかないことが長く続いて、
当時の私はその理由を、
「気が強いから」と分析。
そして、その対極にある
「可愛らしさ」「謙虚さ」「おしとやかさ」をどうにか演出しようと、
悪あがきをしていた時期があります。
遠い目…
しかしですね、演出し続けることが違和感となり、
その違和感が相手におかしな印象を与えるという
悪循環に陥りまして、、
もうやめよう、とギブアップしました。
「ない」ものを「ある」ように演出することに疲れてしまったのです。
そして、その反動で、気の強さはしょうがない!と
開き直ってみたところ、清々しいのですね。
行動が。
心が。
あ、このまんまでいいのだ、私。
むしろ、このまんまをいいと言ってくれる人と結婚できた方が、
私は快適だ!
と、肚に落ちましてね。
その後夫と出会うのですが、
夫は私の気の強さを、
「意思がはっきりしていていい!わかりやすい!
素直で真っ直ぐでいい!」
と、受け取ってくれたようです。
おめでたい人です(笑)
が、結果として快適な循環が生まれていますので、
「ある」ものを隠さなくてよかったと思うのです。
***
今も、ふと気付くとこれをやっていることがあります。
「ない」という思い込み。
ずっと長いこと慣れ親しんだパターンですから、
しぶとくこびりついているのでしょうね。
けれど、このパターンのまま進んでいくと、
またあるものを探し続けるという徒労に終わってしまうのです。
ではそういう時、私がどうしているかいえば、
あ、また「ない」ことにしてる(気付く)
↓
いやいや、あるでしょ。
あることに気付いたでしょ。(思い込みを修正する)
↓
あるんだから、できるでしょ。
だから「やる」でしょ。(選択を修正する)
↓
やる(実行する)
↓
ほら、できたでしょ。
だからできるでしょ。(結果を受け入れる)
↓
あること、できることが当たり前になっていく(定着)
これを、繰り返しています。
PDCAサイクル、そのものですね。
(キャリアカウンセラーっぽいだろ
)慣れ親しんできた、「ある」ものを探すというパターン。
これを一気に、
一度に解消することは難しいのです。
だって、慣れていて安心だから。
知っていてわかっているから。
今まで通ってきた道をまた通ることは、安心だからです。
でも、その道が今の自分にとって心地よくなくなったならば、
やはり道を選び直し続けることしかないのです。
間違えたら、気付いて修正して、
また間違えたら、気付いて修正して。
その繰り返しです。
そして、それが唯一今の自分にとってできること。
小さなことからしか、できないのですよね。
だったらその小さなことを、コツコツと積み上げていく。
コツコツと積み重ねていく、
その力が、「ある」のだから。
「ある」のだから、「やる」。
それが積み重なって、いつの日か、
「ある」が自分のスタンダードになっていくのです。
私もまだまだ道の途中。
共に一つ一つ積み重ねていきましょ

セルフィル 白鳥未緒
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