子供は三歳ごろまで母親自身の手元で育てないと、
その子供に悪い影響がある。


いわゆる「三歳児神話」と呼ばれるものがあります。



三歳までは自分で子供を育てる、と決めて、
妊娠・出産を機に専業主婦になった方もいらっしゃいます。


仕事を続けていく、と決めている方でも、
職場によっては三歳まで育休が取得できる環境もありますので、
それを実現している方もいらっしゃるでしょう。


しかし大半の働くお母さんは、0歳~1歳半くらいまでの間に
保育園などに預けて復職していらっしゃいますね。



そんな時に頭をよぎるのが、この「三歳児神話」。


三歳まで子供と一緒にいることができないという現実に、
様々な思いが湧き上がってくるものです。



以前お越しくださった育休中のクライアント様も、
まさにこの問題で悩まれ、決断しかねていらっしゃいました。


三歳まで一緒に過ごせないことで、
この子が寂しい思いをしないだろうか。

その寂しい思いが原因となって、
将来引きこもったりしないだろうか。

友達にいじめられたり、仲間外れにされたりして、
孤立してしまわないだろうか。

母親と離れて過ごしてもらわなければならないことに、
申し訳なくて、とても心配なんです。



そうお話しくださいました。



仕事に復帰するか。
子供との時間を優先するか。



まさにその決断に迷われていました。




さて、ここで目を向けてみたいのは、
三歳児神話の扱い方です。


扱い方とはつまり、

どんな視点で見て解釈するか、です。



クライアント様は、


①三歳まで母として手元で育てられない



②子供のことが心配



③仕事を辞めて育児に専念した方がいいのではないか



とお考えでいらっしゃいましたが、
前提として三歳児神話を信じていらっしゃったことがあります。



「信じて」と書きましたのは、

クライアント様、
三歳児神話をご自身の意思として尊重しているというよりも、


「多くの人や情報がそう言っているから」


と、情報を鵜呑みにしていらっしゃる状態でした。



情報を鵜呑みにしている時、
それが自分の意思であるかのように錯覚してしまうことがあります。




みんなそうだから、私もそうしないといけないような気がする。


そうでないと、ダメな母親になってしまう気がする。


ダメな母親になってしまったら、責められる気がする。




しかしそれは残念ながら、「意思」ではありません。



誰かに責められないようにするための理由作り、かもしれませんね。



どこかに、「誰かに責められたらどうしよう」という
逃げの姿勢があるのかもしれません。




三歳児神話は本当かどうか?



それに、正解はありません。



もちろん、幼少期の親との関わり方は
その後の心の形成に影響があるでしょう。


しかしそれは時間の長さではなく、質の問題。



お母さん自身が楽しい時間を生き生きと過ごし、
子供や家族と良いコンディションで関わることが、
子供にとって一番いい影響があるのではないでしょうか?



仕事を辞めるも続けるも、
いつでもいかなる選択もできます。


けれどそこには常に、「自分が選んだ結果」という
責任がついてまわります




だからこそ、常識や情報に振り回されることなく、

「自分がどうしたいか」

という意思を持って選び、決めていくことが大事なのです。



仕事は、家庭とはまた別の面白さがありますね。

それがやりがいとなり、笑顔に繋がっているとすれば、
その気持ちは必ずお子さんに伝わっています。



子供には、自分が持つ無限の可能性を開いていってほしい。



そう思うからこそ、

まずはお母さん自身がやりたいことを諦めずに取り組む姿を見せて、
行動で伝えていきたいですね^^





両立コンサルタント
白鳥未緒


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