結婚したけれど、独身時代と何ら変わりのない仕事中心の日々。
過日、お越しいただいたご相談者様も、
そんな悩みを抱えているおひとりでした。
残業もあるし
休日出勤もあるし
出張だってある
くたくたに疲れて帰ってくる毎日で、
なかなか家のことまで手が回らない。
結婚前からの仕事をそのまま継続され、
何も変わらず同じペースで働いていらっしゃいました。
本当はご主人といろいろな話もしたいのに、
すれ違いの生活では、なかなか時間が合いません。
「寂しい思いをさせてしまっているのではないか。」
「このままの生活が続いたら破綻してしまうのではないか。」
「何のために結婚したのか」
責任感の強いご相談者様、
そんな思いがグルグルと頭の中を回り、
スッキリとしない思いを抱えていらっしゃったのです。
そこで、一通りお話をお聞きした後、
現状を客観的に眺められる形に整理しました。
仕事が忙しい。
↓
疲れていて家事に手が回らない。
↓
御主人との話しもできない。
↓
ご主人に寂しい思いをさせている。
↓
破綻してしまうかもしれない。
↓
仕事を辞めようかどうしようか。
そしてそれが本当にそうなのか、
一つ一つを丁寧に見ていきました。
ご相談者様が一番心を痛めていらっしゃるポイントは、
「ご主人に寂しい思いをさせている。」
という思いでした。
仕事ばかりして、ろくに家事もしていない自分で、
申し訳ないという思いもお持ちでした。
仕事も、家のことも、完璧にちゃんとやりたい。
だから、仕事を辞める
だから、家事をあきらめる
だから、どちらも手を抜く(適当にやる)
というような選択がよくあるパターンかと思うのですが、
満足できる結果に繋げるためには、
それではなかなか難しいと思うのです。
なぜなら、
本当はやりたい・欲しい、と思っていることを
「諦める」ということは、
その人の根底にある意欲そのものを削いでしまうことだと思うからです。
ご相談者様、お仕事に大変やりがいを感じていらっしゃいます。
そのやりがいが楽しさにもつながっていらっしゃいます。
そして、家事もお好きで、
家を整えている時間は頭が空っぽになるので、
いいリフレッシュの時間になるともおっしゃっていました。
となると、
どちらかをあきらめたり、
適当にやることでは、
ご相談者様にとって本当に満足する結果にはならず、
根本的な解決にはなりませんよね?
とはいえ、1日は24時間。
どちらも諦めない、その方法にはどのようなものがあるだろうか。
そこでそれぞれの項目を徹底的に見つめながら、
時に細分化して優先順位を付けることにしました。
そしてその中でどうしても譲れないことを
明確にしていったのです。
働き続けることと、子供を持つことは
どうしても実現したいという思いを強くされ、
その結果、転職という選択肢をご自身で選ばれました。
仕事は続けたいけれど、現在の職場はあまりにもハード。
もう少し家庭にも時間が割ける環境で働きたいとの思いに至り、
今までのご経験と実績を武器に、無事新しい職場から内定を勝ち取られたのです。
結果、通勤時間も短くなり、残業も減り、
心身ともに余裕を持って家のことにも時間を遣えるようになりました。
今とても楽しいです。
時間の余裕が心の余裕に繋がると、改めて実感しています。
そうご報告くださいました。
0か100か、の選択は、視野を狭めてしまいます。
そしてそのように安易に決めた結論では、
長く満たされた気持ちを得ながら続けていくことが難しいと感じるのです。
大事にしたいからこそ、
今ここにあることに十分に目を向けたうえで、
あらゆる方策を検討し、選んでいきたいですね。
両立コンサルタント
白鳥未緒
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