ホリスティック薬剤師 山田智子です

 

いつも読んで頂いてありがとうございます

2020年が明けました

今年も目の前のことにしっかり向き合っていきたいな と思います

逃げたくなって素直に弱音を吐く時は応援よろしくお願いします(笑)

 

 

皆さま耳タコ状態でしょうが

私は2000年ある日突然、化学物質過敏症 CSを発症しました

ついに20周年です

シックハウス対策も進み

化学物質過敏症のドキュメンタリーも放映されたりして理解も進み

もう私みたいに大変な人いないだろう、と思いたかったのですが

20年たってみて、患者はますます増えています。

残念ながら

世の中的にはまだまだ理解されていないようです

 

私設の化学物質過敏症対策室にも

化学物質過敏症でお困りの方からの連絡をいただきます

本当に現場は改善されておりません

 

私の所にご連絡いただいた方には

私の化学物質過敏症対策を延々と174ページにまとめた冊子

CS対策コーナーをまずは読んでいただいています

発症時の注意からその後に出やすい食物アレルギー対策、

子供を学校に行かれる時のいわゆるシックスクール対策、

季節の過ごし方、住宅を選ぶ時の注意etc

本当に治るための全て!をここにあげました

おかげさまで、ここにあること全部やったら、症状落ち着きましたよ〜と

いう声もたくさんいただきました

CSになった甲斐がありました(涙)

 

でも、これで全ての対策ができたとはいえない。

昨年はこの対策コーナーに足りない点に取り組みました

その一つが、香りの害の問題です

私が対策コーナーを書き上げたのは2004年。

この時には新鮮な香り〜などというと柔軟剤のコマーシャルはありませんでした。

1998年生まれの次男が10才くらい、

少年サッカーを一生懸命やっていた頃、

チームメイトのユニフォームの激烈なフローラル臭に私と次男はノックダウン!

聞けばハワイに行った方のお土産に頂いたのだそうです

汗臭にいいと思って、とのこと。

丁重にお話しして今までのモノに戻していただきました。

化学物質で次男のパフォーマンスガタ落ちなのは今までにも経験していることなので

え〜そうだったの、ごめんなさいね〜で

そのサッカーチームで卒業まで問題なく過ごさせていただきました

 

しかし、それが日本で発売になって

ほぼ皆さんが使うように〜!!!  お察しください〜

 

ホリスティック薬剤師として植物療法を提案させていただいていますが、

アロマセラピーはリラックス感など大変効果の高い療法です

効果のある香りの種類は個人差があり、また体調によっても適応する香りが違う、基本です。

自然物でも精油は濃縮物。濃度を守る事も大切です

他の人に迷惑にならないよう、使いすぎないよう、指導しています

 

同じ化学物質に暴露し続けると

アレルギーを誘発する危険性もあります。

私の所に寄せられる相談では

隣の家の洗濯物の柔軟剤の香りに感作して香料アレルギーになってしまって

困り果てている方もいらっしゃいます

使うその方はいい香りかもしれませんが

合わない香りを嗅がされる方は大変な健康被害です

花粉症と同じように、ある日突然発症する可能性があります

 

 

まずは知っていただくことから。

1月26日大田区消費者センターで香りの害を知っていますか?の学習会。

司会を務めさせていただきます。

皆さん、香りを正しく知って正しく使って欲しい。ホリスティック薬剤師としての願いです