それでは、自己否定感からくる不健康な生き方を4つに分けてご紹介します。
- 消極的依存型 (他人に寄生するタイプ)
- 攻撃的依存型 (気難しいタイプ)
- 積極的競合型 (頑張り屋さんタイプ)
- 消極的競合型 (引っ込み思案タイプ)
この4つは、特徴的な生き方を4種類に分けているだけで、人によっては複数の特徴を使い分けていたり、部分的に自分にもある特徴を見つけられると思います。
そこには、「私は Not OK」という感覚が含まれている可能性が高いので、これによって自分で気づいていない自己否定に気づくかもしれません。
ここで紹介する4つの不健康な生き方は、その背景にある考え方や感じ方によって、大きく2つに分けられます。
依存型:
「私はOKではない。他者は私を保護すべきだ」
競合型:
「OKにならなくちゃ。そのためには●●の条件を満たすべきだ」
どちらも、「今の私は Not OKだ」「ありのままの私は Not OKだ」という考えがあります。
以下のような考え方、感覚からくる生き方です。
私は小さく、弱く、無力でなにもできない。だから私は他者からいつも守られていない。
世界には危険が満ちている
いつも不安や心配がつきまとっていて、問題児や不安神経症に多いライフスタイルです。
生き方の特徴:
- 「私は弱いから」と人生の課題に自ら取り組もうとしない
- いつも他者からの援助をあてにしている
- 好かれるためにどんあことでもする。他者が自分に方針するようにあらゆる努力を払う
- 他者からの注目・関心・愛情・同情を得ようとする。
- 無視されると、くだらない質問をしたり援助をねだったり、上手くいかないとすねたりする
- 魅力やかわいらしさを武器にする
以下のような考え方、感覚からくる生き方です。
他者は自分に奉仕して当然。
私を保護してくれない人は、罰せられるべきだ
自己理想にこだわりやすく、ギブなしでテイクばかり考えるスタイルです。
他人には厳しいですが、心の底には「自ら自分の課題に取り組むことは難しい」という低い自己評価を持っています。
生き方の特徴:
- 自分の利害にはとても敏感だが、他者の利害には関心がない
- いつも人をあてにしていて自立していない
- 「この人は、私に何をしているか?」によって他者を評価する
- 友達を作るのは下手ではないが、自分に奉仕させることにのみ関心がるので、長続きしないことが多い
- 他者が期待に応えてくれないと、「あなたは私に奉仕する義務をなぜ果たさない」と攻撃する
- かっとしたり、魅力をふりまいたり、恥ずかしがったり、脅したり、ひどくふさぎ込んだりして、他者を操作しようとする。
- 必要以上に楽観的なふりをして、劣等感を自分からも他者からも覆い隠そうとする。
以下のような考え方、感覚からくる生き方です。
私は他者より優秀な時だけ、認められる。
常に、すべての分野で有能でなければならない。
激しい優越競争に身をおいたり社会適応は悪くないが、過剰適応のためにストレスがたまり、心身症やうつ病になりやす傾向がります。また、他者を Not OK にしたがります。
生き方の特徴:
- 能動的・活動的で「自分がやらなきゃ誰がやる」と猛烈に突進する
- 活動性を奪われると困ってしまい「何もやることがない」場合に弱い
- いつも一番でありたがり、他の一人勝っていないと気が済まない
- 対人関係を、競争や勝ち負け、損得でとらえやすい
- 他者に対して、威圧的、攻撃的、支配的になりやすい
- 心のどこかに空虚感があり、それを打ち消そうと野心家になることがある
- いいところを見せて、みんなを支配したいと思っている
以下のような考え方、感覚からくる生き方です。
私は失敗したら、認めてもらえない。
リスクを冒すわけにはいかない
この感覚には、「私は失敗しやすい」という劣等感が隠れています。
強迫神経症、対人恐怖症になりやすいタイプです。
表面的には積極的競合型と正反対にみえますが、共通点もたくさんあります。
生き方の特徴:
- 失敗をおそれ、臆病で引っ込み思案
- 必要以上に良心的で、清潔、正しい服装、時間厳守を励行する
- 決められた規則、手順、スケジュールに頼り、それがないと困惑する
- 感情的になることを恐れ、冷静・知的であろうと努力する
積極的競合型と共通する特徴
- 完全壁が強い
- 競合的
- 尊敬されたがり、軽蔑されるのに弱い
- くつろいで楽しむことが下手
- 表面的には良い対人関係をつくるが、親しい関係に発展させることをしない。
