前の記事で「攻撃する人」の特徴を整理しました。

今回は「攻撃されやすい人」の特徴を整理します。

 

「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」と言いいますからね。

 


そもそも攻撃されやすい人は、失礼や不出来が多いから攻撃されやすいわけではありません。

ターゲットにされるから、ケチをつけられるところを探されているのです。


まず、そこに気付く必要があります。



 

 

攻撃されやすい人の特徴

 

ターゲットにされる人は、攻撃する人が「自分が優位」「安心して攻撃できる」と感じられるようなことをしがちです。

そして、その多くが攻撃の材料を与えることにつながります。

 

例えば以下のような行動です。

"→" は攻撃する人の反応です。

  • 関係の維持・改善にこだわる
    →安心して攻撃できるととらえられる
    →欲求しても良い根拠として使う
  • 動揺する。
    →自分の指摘が正しいと認識する
    →攻撃のチャンスととらえる
  • 理解を得ようとする
    →自分が立場が上と認識する
    →配慮の漏れを指摘する
  • 機嫌を取ろうとする
    →自分が立場が上と認識する
    →さらなる要求につながる
  • 話に合わせようとする
    →自分が正しいと認識する
    →攻撃の材料を見つける

こうやって攻撃する人の慢を育ててしまいます。

攻撃する人の攻撃欲に餌をあげている状態です。

 

 
前提が間違っている

 

 

こうしてしまうのは、人間関係についての妄想の影響があります。

別の言い方をすると、攻撃する人と付き合うときに邪魔な前提があるということです。

  • 関係を良くしたり、維持に努めなければならない
    (相手には、そんな考えはありません)
  • 上手く説明すれば、理解してもらえるはず
    (相手には、理解しようとする気がありません)
  • 私に怒っているのは、私にも改善点があるということ
    (改善点を直しても、別の文句を言うだけ)
  • 愛想を振りまかないといけない
    (従順な従者にみえるだけ)
  • 相手の話には、ちゃんと応えないと
    (相手が調子にのるだけ)

攻撃する人が、これらのことを求めてくることもありますが、それに答えたところで機嫌はなおりませんし、次に別の問題をほじくり返してきます。

そういうのが見つからない時は、「そういえば、あの時は!」と過去のミスをぶり返して怒り出します。

 

攻撃してくる人はこちらに不出来があるから怒っているのではなく、怒っているから不出来が目に付くのだということを理解する必要があります。

 

私の元妻は「自分だけバンドやって悪いと思わないの?!」といって私にバンドやめさせて、しばらくしたら「趣味がない人って、魅力ないよね」と否定してくるという調子でした。


攻撃する人は、そういった傾向があります。

 

 
妄想を作っている承認欲求と慢

 

攻撃をする人が身近にいるひと人は、上に書いた考えが間違っているというと、強い違和感を感じると思います。

頭で理解できたとしても「でもな・・・」「じゃぁ、どうすればいいんだ」という気持ちが湧いてくると思います。

 

これは、承認欲求や慢が原因だと思います。

攻撃を受けやすい人は、以下のように感じることが多いと思います。

  • 自分がどう思われているか気になる
  • 人とは仲良くしたい。
  • 和を大切にしたい。
  • 人ぼっちが苦手。見捨てられるのが怖い
  • 良い夫(良い妻)と思われたい

慢としては、以下のようなものが考えられます。

  • 私が何とかするしかない。
  • 私の努力で関係が維持されている

 

このような承認欲求や慢から卒業しないと、根本的な解決は難しいように思います。

 

 
承認欲求や慢が肥大化する

 

攻撃されやすい人は、攻撃する人から、承認欲求や慢を間歇強化されています。貪欲化されているということです。

 

年中難しいことをいわれ、承認欲求を満たされないことがあったとおもえば、和解して承認欲求を満たされたりします。

関係が悪くなったのを何とか改善しようと努力していると、時々その努力が報われます。

このような形で間歇強化されます。

 

このような構造があることと、自分の中の承認欲求や慢が育っていることに気付かなければいけません。

 

というのは、承認欲求や慢が肥大化すると客観的に自分を評価できなくなり、どんどん苦しくなるからです。

 


 

ちなみに、共依存というのは「私が何とかしている」という慢が肥大化し貪欲化したものだと思います。

 

 

後で改善の仕方の記事にしたいとおもいますが、ちょっと先になるかもしれません。