「感情をじっくりと味わう」というところで、
「寄り添う感じ」と書きましたが・・・
うまく、伝わりましたでしょうか?
自分の感じてるものを
認めてあげる感じです。
「あぁ、首がこんなに緊張してるんだね・・・」
「あぁ、僕は不安なんだね・・・」
「僕は、腹が立ってるんだね・・・」
「あぁ、こんなに反応しているんだね・・・」
そんな感じです。
「心配することないよ」とか
「安心して良いんだよ」とか
優しい言葉やポジティブな言葉を
かけるとのとは違います。
自分の感情を捻じ曲げようとすると
その感情から影響を受け続けます。
心が不安を感じさせようとしているのに
「不安を感じなくてよいよ」と
感情を変えようとすると、
心は目的の仕事ができず、
「いやいや、不安を感じろ~!」と
感情を強くして、不安を感じるようしむけてきます。
ネガティブな感情が消えるどころか
強くなってしまうのです。
心は、私達が生物として生きるために
必要だと考えて、その感情を感じさせようと
しているのですから、
「おい!おい!気づけよ~」と
してくるのです。
だから、心がしむけてくる感情を
素直に感じるのが良いのです。
「あぁ、僕はそう感じてるんだ~」と。
でも、そうすると
「いつまでもネガティブな感情が消えないのでは?」とか
「同じネガティブな感情が何度も出てくるのでは?」と、
心配される方もいるかもしれません。
大丈夫です。
心が「この感情の仕事は終わった」と
納得すれば感情を消しますし、
心が「この感情はいらない」と納得すれば、
そんな感情をしむけてきません。
心に納得させる方法は、
後ほどご説明しますね。