それでは、体の変化や感情を
じっくり味わう方法を詳しくご説明しましょう。
まずは、体のパーツ事に、どんな感じかを確認していきましょう。
最初は以下のような観点で観察してみてください。
慣れてくると数秒で全体を観察できるようになります。
・こめかみや、額になにか感じますか?
・目の周りは?
・ほほや口のまわり、あごは?
・後頭部は?
・のどの周りは?
・首筋、うなじは?
・首から肩にかけては?
・胸は?
・鎖骨の周りは?
・呼吸の感じはどうでしょうか?
・お腹の周りは?
・背中は?
・胃は?
・腸は?
どうでしょうか?
ネガティブな感情の時は、
おそらく、緊張やこわばりを感じることが多いと思います。
呼吸がしづらく感じたり、
胃がシクシクしたりするかもしれません。
胸に込み上げるものがあるかもしれません。
それをしっかり観察します。
上の順番は、あまり意味がありません。
ただ、なれないあいだは、自分のやりやすい
順番を決めておくとよいと思います。
さて、観察できたら、次のステップです。
その体の感じは感情でいうと何になりますか?
「こんなこと起きたのだから、悲しいはず」というような
経緯などから判断しないようにします。
自分の感じているものを、あるがままに
見つめたときにどんな感情か
感じ取るように心がけます。
その感情が何なのか、
正しく判断する必要はありません。
ただ自分が何を感じてるかを
"ありのままに" に感じ取る "こころがけ" が
重要になります。
後でご説明しますが、人はある事柄に、
いろんな感情が発生している場合があります。
例えば、怒っている時には
同時に不安や悲しみ、寂しさを
感じている場合があります。
それらをありのままに感じたり
気付くチャンスを増やすために
観察します。
そして、ありのままの感情を
しっかり感じきると、生物の機能として
生まれた感情は仕事を終えて、
消えていきます。
消えるのに時間のかかる感情もありますが、
しっかりと感じることが、感情を消す近道となります。
そして、実は感情をありのままに感じきることが
苦しみから解かれる方法でもあります。
この辺のお話は、おいおいご説明していきます。