また君と背を向き合う
私は無言で部屋を出る
君も怒り露に
寝室へと立ち去る
もうひとりの自分が
感情を胸にしまい込もうしている
私を止める
また繰り返すの?
聞こえないふりをした
怒りに満ちた感情は
一瞬で巨大な憎悪を造り上げ
言葉や行動となり牙を剥く
私は
それをひどく恐れて塞ぎ込む
憎が押し沈まるのをじっと待つ
あなたは冷たく言う
そんなことはどうでもいい
その先の話よ
押し沈められた感情は放置され
時として根を張り成長し始める
あなたは指を差す
心に育ててしまった黒い森
これ以上大きくしたら
そのうち呑み込まれるわよ
でもそれは
あんたのせいだから
私はあんただから
別に構わないけど
忠告はしたわよ