池には、、綺麗な鴨がいます。。。
こういうところを歩いていたら、がさがさするので熊かしら、、、と思ったら
なんと、野生の猿が親子でお散歩していました![]()
子猿のかわいいことといったらないです![]()
翌日は、私の大好きな碌山美術館へ行きました。
実は、20歳の頃に、ここを1人で訪れ、感動したのです。
碌山は、明治時代に、穂高の農家の5男に生まれ、
家業を手伝うかたわら読書をし自己の生き方を求める青年でした。
17歳の頃から心臓を病んでいました。
ある日、友人の妻であり、後に愛することになる相馬黒光に見せられた油絵に衝撃をうけ、
芸術家の道へ。
そして、明治34年22歳で、油絵を勉強するために、ニューヨークやパリに行きます。
25歳の時にロダンの作品に感動し、共鳴され彫刻家になります。
高村光太郎やロダンと親交を深めながら、素晴らしい作品を生みます。
しかし、運命は残酷です。
パリから帰国し多くの素晴らしい作品を生んだ明治43年30歳という若さで
吐血し黒光に看取られ、30年と5ヶ月で人生に幕を閉じてしまいます。
彼の作品がある美術館は、地元の住民や家族の希望で建設することになり、
著名な建築家がたくさん関わり建設されました。
焼きレンガ、ステンド硝子の窓、クリスチャンであった彼が偲ばれます
激しい彼の生き方に当時の私は、衝撃をうけました。
この彫刻がまず、来訪者を迎え入れてくれます。
それにしても、なんと中味の濃い人生なのでしょう。。
もっと、人生を深く生きようと改めて感じさせてくれます。






