服部みれいさんインタビュー「エッセイ」 | あたらしい自分になる手帖ブログ

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浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に

10月7日、青山ブックセンタ―の本店で行われた
「生マー」に行ってきました。
わたしも冷えとりをやっているので、
服部みれいさんと蜂屋さんのトークに勇気をもらってきました!

会場では、「あたらしい自分になる手帖」も販売していただき…


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さらに本店のランキング4位!
おもわず服部さんをお呼びして記念写真を。


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この手帖を買ってくださった方がいるのを実感して
感謝の気持ちでいっぱいになりました。


ちなみに、おとなりのランキング5位の『かんたんお菓子』(WAVE出版=刊)は、
服部みれいさんの最新エッセイ『あたらしい食のABC』
担当編集・中村さんが手がけた本だそうで、すごい偶然!

『あたらしい食のABC』、私も読ませていただきましたが、
内容がおもしろいのはもちろん、本のつくりも斬新で、素敵な本でした☆

前置きが長くなりましたが、先週につづき、『あたらしい自分になる手帖』著者の
服部みれいさんのインタビューをお送りします。

***


◎あたらしいエッセイのはなし

編集N 2012年版の『あたらしい自分になる手帖』で大好評だったのが、服部さんの月々のエッセイだったんです。2013年版でも、あらたに書き下ろしていただきましたが、ぐっと深い内容になりましたね。

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服部 そうですか! うれしい! 去年手帖を出してからの1年間で感じたことなどが反映されているんですけど、「起きていることは、100パーセント自分の責任なんだ」ということを、去年よりも感じるようになったんですね。自分のまわりでの出来事は、意味があって起こっているのだと。

編集N 誰かの責任ではない、ということですね。

服部 そう。「誰が悪い」とかそういうことではなく、といって、「自分が悪い」と責めることでもなくて……。起こったことからメッセージを受け取って、それは自分の何かの反映なんだと考えてクリーニングしよう、という気持ちがわたしの中で強くなったぶん、そういうメッセージがさらに強くなったかもしれません。

編集N そうですね。去年のエッセイのほうが、もうちょっと軽いというか、入門的な感じがしたんですけど、今年はもっと自分の内面にグッと入り込むような印象がありました。

服部 そう、深いところに降り立つイメージ。でも、2013年も、世の中がまた変化しそうですし、その問題に直面せざるを得ない気がするんですよね。

編集N 世の中の移り変わりが激しいほど、それこそ人のせいにしたくなるわけですよね。

服部 まさにそう! 今の時点ですでに、経済も不安定で、天候も不順だし、ほんとうにいろいろなことが起こっていますよね。でも、それを外側のせいにしないで、自分の軸がぶれないようにするっていうことは、自分自身の内側の幸福にちゃんとつながると思うんです。

編集N たしかに、誰かのせいにするということは、その誰かに振り回されるということなのかも……。

服部 社会とか人のせいにしているだけ、のうちは、本当のこころの幸せはないと思う。でも、それは体験を通じて実感するしかないんですね。今年の手帖のエッセイには、自分の軸を確立するためのヒントをたくさん詰め込んでいるので、少しずつ少しずつ、試してもらえたらと思っています。

編集N わたし、月々のエッセイに、「今すぐできること」とか「おすすめしたいトライ」とか、行動のヒントが書かれているのが、とっても好きなんです。

服部 そうですか。ただ読んで「ふーん」と思うだけでなく、行動することこそが、ここに書いてあることにいのちを吹き込むと思います。

編集N 毎月このエッセイを読んで、一つ一つトライしていくと、自分がすごく強くなる気がしました。

服部 今回の手帖で、あらたに呼吸法のコーナーを設けているんですが、その指導をしてくださった、加藤俊朗先生から受けた影響も大きいんです。加藤先生が自分の呼吸法を「生きるだけじゃなくて生き抜く呼吸法だ」っておっしゃったことに、わたしはすごく感銘を受けていて。もう、ただ「生きる」んじゃなくて「生き抜く」時代になっていると思うんですよね。だからわたしも、去年よりも「強くなる」ことを意識したんだと思います。



◎ひとりひとりがAKB48

編集N 自分の軸を確立して強くなると、どうなるんでしょうか?

服部 自分が人生の主人公になりますよね。人や世の中に振り回されない。あと、人に対して過度にあこがれなくなると思います。

編集N あこがれるのは、あまりよくないことなんですか?

服部 尊敬して、いろいろなことを学びとろうとするのはとってもいい行為だと思うけど、ポーッと熱狂的にあこがれるという状態は、ある種のサタニズムが入っていると思う。自分を明け渡しちゃってるんです、その瞬間。昔ならその態度でもよかったのかもしれないけど、今はもう、ちょっと古いと思う。あなたが自身がAKB48であり、Sexy Zoneでしょ、ということが言いたいんです。

編集N 一方的にあこがれる側にいる場合ではない、と。

服部 みんなひとりひとりがスポットライトを浴びて輝く時代に入っていると思います。AKB48のように、アイドルの人たちの人数が増えていること自体、その象徴かもしれない。もう、カリスマはいらないんです。

編集N 実際、「あたらしい自分になる」といっても、どうあたらしくなるかは、その人によって違いますよね。

服部 そうそう。100人いたら、100人違うと思います。具体的にどうなりたいかとか、どうしたいかは、その人によって違うけど、一番大事なのは、それが自分を主人公として考えているかどうかなんです。「みれいちゃん、言ってることいつも一緒じゃん」って思われるかもしれないけど、より、そういうところに深く入り込んでいくことを意識して、今年の手帖をつくりましたね。

編集N それが、2013年の気分だ、ということですね。

服部 そうです! もちろんこれから先、もっと軽い内容のエッセイがいい年もあるんじゃないかと思いますけどね。



◎コンシャスプランもあたらしく

編集N 去年と同様、毎週コンシャスプランという短いエッセイが入っているんですが、こちらもあたらしい原稿にしていただきました。

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服部 わたし、今年1年『あたらしい自分になる手帖』を使って来たんですが、びっくりするくらい、その週の状況とコンシャスプランの内容がハマることがあって……。

編集N ああ、わかります! コンシャスプラン、ときどき怖いですよね。

服部 怖い。「今週のコンシャスプラン……これ?」みたいな。

編集N 占いとか、予言みたい。

服部 「今週は女性らしいワンピースを着よう」と思った週があったんですが、コンシャスプランを見たら「きちっとした装いで」と書いてあって、ゾーッとしました(笑)。「これはアファメーションだったのか!」って。

編集N わたしも何人かから、コンシャスプランにハッとするという話を聞きました。でも、それもひとつのメッセージということですよね。

服部 はい。その時々の状況で、胸にささることは変わってくると思うんですけど、「ドキッ」としたら、そこには自分の何かが反映されていると思ってもらえたら、うれしいです。

***

今週は以上です。
あたらしく変わっていく自分の背中を押してくれる
服部さんのエッセイ、ぜひ読んでいただければと思います!





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