突撃★手帖レポート9 amomさん編 | あたらしい自分になる手帖ブログ

あたらしい自分になる手帖ブログ

浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に


前回の更新から、ものすごく時間があいてしまい、
申し訳ございません!
年度末ということで、仕事が立て込んだり、体調を崩したり
……そんなこんなで、すっかり時間がたってしまいました。
そうこうしているうちに、もう、春がすぐそこに。

今回は、はじまりの季節にぴったりのレポートです。
モニターは、ボディワーカーのamomさん。
11月末に出産予定日を控えての、モニター応募でした。
お子さんが生まれるという、人生がまるっきり変わる体験をされて
手帖の使い方もどう変わったのか。
モニター期間を2ヵ月に延長して、レポートしていただきました。

***

まず、ご出産前の11月は、
こんな感じで使っていたそうです。



◎マンスリーカレンダー

$あたらしい自分になる手帖ブログ

11月は出産前で、お仕事もお休み中。
その日の体調で動きたいこともあって、
あらかじめ予定を入れることは少なめでしたが、
このページは、約束や予定があれば記入していたそう。

興味を持ってくださったのは、
アーユルヴェーダの考え方で、
自然界すべてのものを構成する3要素、ヴァータ、ピッタ、カパが
各曜日にも当てはまるということ。

「この手帖で初めて知ったことでしたが
アーユルヴェーダの知恵がぐっと生活に密着する感じがしました」


◎ウィークリーカレンダー

$あたらしい自分になる手帖ブログ

こちらは、その日にやりたいことや覚書、
行った場所や会った人を書きとめていたそうです。
毎日の夕食のメニューも記してあります。

また、コンシャスプランも愛読していたそう。
「毎月のコラムもそうですが、
具体的な小さなヒントがそこにあるって素晴らしいです。
疲れていたり元気がないときは、
普段よりもアンテナの感度が落ちていたりしますが、
手元の手帖を開けばいつもその瞬間に合わせて
受け入れられる言葉があるのは強い味方!」
とおっしゃっていました。



◎わたしノート

$あたらしい自分になる手帖ブログ

「このページのおかげで、アファメーションが
気軽にすぐできるようになりました」
というamomさん。
思いついたアファメーションをすぐに書いていたので、
2ページはあっという間だったそう。
お産を目前に控えたamomさんの気持ちや願いが綴られています。



◎カスタマイズ

$あたらしい自分になる手帖ブログ

amomさんは、銅版画家・山本容子さんの作品を切り抜いて表紙に。
ちょっと大人っぽいかわいらしさですね。
素敵なのが、しおり。チェコガラスのボタンを使っているそうです。

$あたらしい自分になる手帖ブログ

$あたらしい自分になる手帖ブログ

イラストも、ボタンも、
11月のコラム「まだまだ処分できる」を読んで、
片づけをしたら出てきたものを使っているそうです。

「モノを処分すると、手元に残ったモノたちが
より輝く場を与えられる!と痛感しました」
と語るamomさんでした。


そして、
2ヶ月のモニター期間のちょうど半分を過ぎた12月の初め、
amomさんのお子さんが誕生しました。

まさしく「あたらしい自分」になる、
これまでの人生で最大とも思えるできごと。
手帖もこのときを境に変化したそうです

「24時間赤ちゃん中心の生活は、
それまで生きてきた自分のこだわりを手放さざるをえませんでした。
あまりにも当たり前だった、夜は眠るとか、
ゆっくり半身浴をするとか、
食事をできたての温度でいただくとか、
そういうことすべてが、とても贅沢なことだと気づかせてもらいました。
当然、手帖の使い方もそれまでと同じではフィットしなくなりました」

そして、産後のひと月のあいだ、
それまであれこれと、書き込んでいた手帖が白紙になったそう。

「せっかくモニターになったんだから
もっと活用しなくちゃ、という焦りも出てきて、
でもちっとも活用できず……いま思うと、自分の中に、
お手本になるような素敵な使い方をしたい、という
気持ちがあったのだと思います」

でも、そういう気持ちでいると、
この手帖の楽しさから遠ざかってしまう。
そこでamomさんの頭に浮かんだのは、
「オールリセット」

大きな変化を受け入れるのにかかった時間が
白紙の12月だったのだと、受け入れることにしたそうです。

amomさんは、次のようにお話してくださいました。

***

手帖というとスケジュール管理的な要素がまず思いつきますが、
出産直後の生活はそれとは程遠く、
オトナの世界とは別の感覚で時間が流れていきます。
そんなときにもオリジナルな使い方ができるのが、
この「あた自」手帖なんだと思います

「あたらしい自分」という響きは、
なんだかキラキラした素敵なことという感じがしますが、
変化の真っただ中にいるときは、それまでの自分にしがみついて
不安になっている自分に直面するんですよね。

思ったよりも弱くて恐がる自分に気づいて
「あー、そうなんだ」と受け入れて初めて、
キラキラした時間はやってくる。
変化の波にスイスイ乗ると、
手帖の使い方もどんどん変わっていく。

というわけで、いつも「今」の自分にぴったりな使い方を
探りながら使っていくことになりそうです。
きのうと違う今日の使い方、先月と違う今月の使い方を、
とらわれずにやってみます。

しばらくはウィークリーカレンダーのページに、
1日ひとつの優先してやりたいこと……
たとえばトイレ掃除とか、
いつもより手間をかけた食事をつくるとか、
何もしない!とかいったことと、
その日の「なにかいいこと」を書こうと思っています。
会った人や夕食メニューの記録も引き続き。

そして、ついつい子供のことを記録しがちだけれど、
この手帖にはあくまでも「自分」のことを書くようにします。
それは、育児中には特に大事なことのような気がします。

***

amomさんのレポート、いかがでしたでしょうか?
私自身、『あたらしい自分になる手帖』を
5ヵ月使い続けて感じることですが、
最初の使い方がうまくいかなくなることもあるわけで……。
実際、2月から3月にかけて、私の手帖にはぽっかり空白が。
amomさんの「白紙の12月」、とてもリアリティを感じるお話でした。

無理に最初のやり方に固執するのでも、
生活の変化を理由にあきらめてしまうのでもなく、
あたらしくなった自分を認めて、あたらしいやり方を見つける。
amomさんのレポートは、とても勇気が出てくるものでした。

私も先日、もう一度手帖と向き合って、
服部みれいさんのエッセイを読み返し、
その日の欄の一番上に「立て直す」と書いてみました。
たったそれだけで、忙しさに流されっぱなしだった自分の意識が、
戻って来たような気がしました。
手帖と向き合うのは、自分と向き合うことと同じなのかもしれません。

***

モニターレポートは今回で終了です。
私が更新を怠ったばかりに、お待たせしてすみませんでした。
『あたらしい自分になる手帖』について、
ニュースがあるときなどは、このブログの場で発表しますが、
ひとまず、定期的な更新はこれで終わりです。

ここまでこのブログを読んでくださったみなさま、
著者の服部みれいさん、モニターレポートにご協力くださった方々に
こころからお礼を申し上げます。ありがとうございました!

もうすぐやってくる4月は、いろいろなことがスタートする季節。
過去にとらわれず、変化を受け入れ、
あたらしい波に乗る。
『あたらしい自分になる手帖』は、
そんなみなさんに伴走する手帖であってほしいと願っています。



あたらしい自分になる手帖 (SELF CLEANING DIARY 2012)/服部 みれい

¥1,575
Amazon.co.jp

SELF CLEANING BOOK―あたらしい自分になる本/服部 みれい

¥1,365
Amazon.co.jp