ホメオスタシスの機能
『変わりたい』
でも、なかなか変われない なんて思うことは、ありますか? それは、ホメオスタシスが働いているからかもしれません。
ホメオスタシスは、外部の環境にかかわらず、一定の状態を保とうとする調節機能のことです。 日本の言葉に変換すると、恒常性と言われています。
ホメオスタシスの具体例
ホメオスタシスが働く具体例としては、次のような感じです。
・たくさん水を飲んだとしても、体内の水分量を一定に保つ
・気温が高くても、低くても、体温を36度程度の一定に保とうとする
・ダイエットを始めても、なかなか体重が減りにくい、減ってもリバウンドする などなどです。
ホメオスタシスを解除するには?
このように現状維持をしようとする機能が働いている時は、どのように変えたらいいのでしょうか?
現状維持機能を解除すればいいのですが、このようなことをするといいかもしれません。
『強制的に一気に変えてしまう』 これも1つの手です。
・住む場所を変える
・働く場所を変える
・付き合う仲間を変える
色々あるかと思いますが、一気に変えることで、元に戻ろうにも、戻せない状況にする ということです。
うまくいくこともありますが、これはなかなか難しいかもしれません。
海外に長期留学した時に、ホームシックになることがあるように、現状に戻りたい という抵抗が発生するかもしれません。
やはり、現状維持機能が働かないように、少しずつ変化させていくことがいいと思います。
少しずつの変化とは、例えば次のようなかたちです。
「自分がこうなりたい」と思っている人の近くで過ごす。
自分が理想とする人たちに囲まれ、近くにいて同じ空気を吸うような気持ちで過ごすと、少しずつ変わっていきます。
しかし、毎日一緒にいると、現状維持機能による抵抗が発生する可能性があるため、毎日ではないけど、定期的に会うというのがいいと思います。
・早起きできるようになりたいのであれば、朝活に取り組むサークルなどに参加してみる
・起業家になりたいのであれば、起業家の勉強会に定期的に参加する
というような感じです。
他には、毎日変わった後の自分をイメージするといいと思います。
脳は想像と現実の区別がつかないと言われています。
例えば、こんなことを想像してみます。
『目の前にきれいな黄色のレモンがあります。それを半分にカットして、思い切り口の中に入れます。』
それを想像すると、口の中に唾が出るかもしれません。
想像が得意な人は、口の中が酸っぱく感じるかもしれません。
イメージしたことが実際に体験したことのようになるのです。
トップアスリートが実践しているイメージトレーニングも同じです。
変わった後の自分や目標を達成している自分は、 どんな環境に住んでいて、どんな暮らしをして、周りにどんな人がいて、いつもどんな気分でいるでしょうか?
それを具体的に毎日イメージします。
そんなイメージを潜在意識にすり込むと、脳はそれを現実化させようとします。
目標達成のためのアイデアがふと閃くかもしれません。
何となく、どこどこへ行ってみようと思うかもしれません。
日々、少しずつイメージをすることで、現状維持機能に抵抗されることなく、少しずつ変化していけるかもしれません。
変化した後は、その自分に現状維持機能が働くので、変化してしまえば、それが当たり前になるはずです。
ということで、変われない自分を責めるのではなく、恒常性が働いてくれているんだな、と感謝しつつ 少しずつ変化させていく ということで、うまくいくかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。