『アンダーマイニング効果』という言葉を聞いたことは、ありますか?
アンダーマイニング効果とは「内発的動機付けが物的報酬によって低下してしまう現象のこと」を指します。
「内発動機付け」とは、自分の好奇心や信念などによって物事への動機づけをすることで、心の内側から自然とわきあがるモチベーションのことです。
例えば、絵を描くことが本当に好きな人が、趣味では、かなりの実力があったとします。
でも、その絵を描くことを仕事にして、お金の為に絵を描くようになったら、やる気が下がってしまう、、、というパターンがあります。
他には、学生さんの勉強において、自分の好きで得意な科目があったとします。
その科目のテストで『100点を取ったら、お小遣いをあげる』
と言われて、逆にモチベーションが下がってしまうことがあるのです。
勉強を全くやらない人に対して、そのような報酬を与えることは、動機付けとして、効果があるかもしれません。
でも、『勉強しなさい!』と言わなくても、自然と好きで得意な科目の勉強はやってしまう人にとっては、報酬を与えることは、逆効果になってしまう可能性があるということです。
“内発的動機”で動いている状態の人に、その逆の“外発的動機”、つまりご褒美や報酬で、やる気を向上させることはできないかもしれません。
では、どのようにモチベーションをコントロールしたら、いいのでしょうか?
まず、仕事であれば”好きな仕事や、やりたいことを先にやる”
そして、あまりやりたくないけどしなければならない仕事は、”やり終わった後のご褒美や報酬を設定する”
ということがいいかもしれません。
勉強であれば、”好きな科目から始める”
そして、苦手な科目は、”やり終えた時や目標達成した時のご褒美や報酬を設定する”
というかたちにすると良いかもしれません。
いずれにしても、バランスを保ちながら進めるということが大切だと思います。
内発的動機と外発的動機、それぞれをうまく活用しながらモチベーションをコントロールしていきたいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
