「都会の人は、冷たい」
なんてことを思ったことはありますか?
都会の人が冷たいのは、
過剰負荷環境によるものかもしれません。
過剰負荷環境は、情報が多すぎて処理
しきれないような状況のことです。
現代は情報過多の時代です。
街を歩くと、様々な広告やポスター、
ディスプレー、建物の看板などなど
様々なものが目に飛び込んできます。
さらに、スマホのような情報端末から
様々な情報が入ってきます。
匂いや音も、情報として含めると、
あらゆる情報にあふれています。
これらの情報を全て処理しようと
すると、かなりのエネルギーが
いります。
アメリカの社会心理学者ミルグラム
によると、過剰負荷環境に順応しようと
する人々の反応は、次のような特徴が
あると述べています。
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①できる限り短時間で情報を
処理しようとする
人に道を尋ねられたとしても、
必要最低限の情報だけ伝え、
相手との接触をできるだけ
避けるようにします。
②重要でない情報は無視する。
同じエレベーターに乗り合わせた他人は
無視します。
③責任を他人に押し付ける
誰かが道路に倒れていたとしても、
自分が助けなければならないという
ことはない、
と考えたり、
人にぶつかった時も、相手がぼんやり
したからだ、と他人のせいにします。
④他人との個人的な接触はできるだけ
少なくする。
むやみに連絡先を教えない、
飲み会に参加しない、
自分から誰かに連絡を取るような
ことはしない。
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というような特徴があるとのことです。
冒頭の話に戻しますが、
都会人は、隣近所との付き合いが
形式的で希薄なものになっているのは、
できるだけ他人との関わりを持たない
ことによって、
過剰負荷環境に
適応しようとしているからかも
しれません。
ですので、現代の情報過多時代に
適応するために、冷たい態度を
とっているのかもしれません。
このように、無意識に情報を取捨選択
しているのですが、
自分に必要な大切な情報はちゃんと
意識的に見極めて取捨選択を
していくようにしたいですね。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました。
