結論!
【教育虐待】を防ぐ方法は、ただ一つ!
子どもに選択の自由を与え、「同意」を取る!
これ一択です!
洗脳や強迫で、「同意」を取ってはダメですよ。
幼い頃から日常生活の中で、「同意」を取る癖をつけてください。
そうすれば、子どもはあなたがイチイチ命令しなくても、
自分で考え、積極的にやろうとするようになりますよ。
その時に、親側が完璧を求めそうになっても、
子どもに「同意」を取る癖が付いていたら、
自然に回避できるようになるでしょう。
ちなみに、「同意」を取る癖は、
良い夫婦関係にもベストな方法です。
一石二鳥!お試しあれ。
【教育虐待】は、親が現代の競争社会を子どもに無事に生き抜いて欲しいと願い、
子どもの将来を危惧して始まることが多いです。
しかしながら、その影響は深刻で、
複雑性PTSDやうつ病などの精神障害を長期に渡って抱える場合があります。
子どもの健全な心身の成長と発達をサポートするために、
親は柔軟で理解あるアプローチを取ることが大切です。
子どもの側から見て、
【教育虐待】の何が心理的につらいかというと、
・親から押し付けられたタスクが多すぎて、長時間拘束または過重労働状態。(防犯カメラを設置して監禁する親もいる)
・親から押し付けられたタスクが多すぎて、遊ぶ時間が無く、子ども時代の楽しい想い出が皆無。
・親から押し付けられたタスクが多すぎて、子どものアイデンティティを形成するゆとりがまったく無い。
・親から押し付けられたタスクが多すぎて、精神的、身体的な発達が遅れる可能性が高い。
・嫌でたまらないタスクを強要され、できるまでやめさせてもらえない。
・押しつけられたタスクのため、興味もわかないし、やる気も出ない。
・学業成績が、親が望んだ目標に達しないと、激しい叱責を受ける。(暴力、暴言、養育放棄など)
・学ぶことが苦痛で、ぜんぜん楽しくない。
・親に勉強以外のことを相談できない。(親は成績以外のことに関心が無い)
・あまりにも叱られてばかりなので、自分のことを好きになれない。(自己否定)
・何もかも親が勝手に決めるため、(選択→実行→振り返り)の過程が欠落し、空虚感から消えたくなることがある。
このような環境で、なんとか死なずに大人になっても、
自分の人生を生きていないという空しさが付きまといます。
エリート官僚が、仕事もプライベートも順調であるにもかかわらず、
自殺してしまうのは、この空虚感が絶望に変わった時だと考えられます。
どんなに頑張っても認めてもらえず、いつまで経っても周囲と比較され、
ほぼ完璧に近い球体にさらに磨きをかけろと要求されている状態。
幼い頃からの【教育虐待】の親の洗脳とは、
本当に恐ろしいものです。
選択肢を親から与えられなかった悲劇。
宗教2世の人たちの状態と似ていると思うのは、私だけでしょうか?
とにかく、子どもに「同意」を取りましょう!(脅してはダメですよ)
このことを心がけて、親子で楽しく話し合い、
信頼関係を築き、
これからを乗り切っていきましょう!
いつやるの?今でしょ!
林先生、いつもパクってごめんなさい(笑)
カウンセリングメニュー&ご予約はこちらから。