過干渉の母親ってどんな人?
 

・精神疾患を患っている人
・精神疾患ではないが、グレーゾーンの人
・発達障害の人
・精神疾患に限らず、障害を持っている人
・生まれつき神経症の性質を持っている人
・アダルトチルドレンの人
・過去に大きなトラウマを抱えて今も苦しんでいる人
・夫婦関係がうまくいってない人
・ワンオペでストレスを抱えている人
・親の介護でストレスを抱えている人
・嫁姑問題でストレスを抱えている人
・親戚や近所付き合いでストレスを抱えている人
・子どもの学校問題でストレスを抱えている人(不登校・いじめなど)
・子どもの障害でストレスを抱えている人
・経済的に困難でストレスを抱えている人

など。

これらの人たちが、すべて過干渉の母親になるわけではありません。


ただ、これらのことがきっかけで不安や恐怖が増大し、


結果的に、子どものプライバシーを侵害しているのだと思われます。


このように、不安や心配を抱えてしまいやすい人たちは一定数いますが、

母親の環境が改善されれば、落ち着いてくることもあります。

ただし、あまりにも不安や恐怖が大きくなってしまうと、

脳が機能不全状態になり、自分ではどうしていいのかわからなくなります

そうなってくると、精神疾患を疑った方が良いと思います

精神疾患の患者を抱えた家族は、とてもつらい体験をさせられます。

脳が機能していないのですから、暴言や暴力を行っても、

コントロール不能状態のときは、本人も訳がわからないため、

家族はどうしようもありません。


母親が精神疾患と診断されていなくても、

あなた自身がつらい場合は、


こころの健康相談統一ダイヤル//厚生労働省

     下矢印

 

または、


全国精神保健福祉センター一覧/一般財団法人 日本公衆衛生協会

     下矢印


などに相談してみてください。


精神を病んでいる母親の対応は、家族だけでの解決は難しいと思います。

上記の機関に相談すると、自治体の他の機関との連携がとれますので、

あなたは一人で悩まずに、専門家の人たちに頼ることができます。

あなたが思っている以上に、重大な状況である可能性もありますから。

自分の母親がそのような状況になっていると思いたくないでしょうが、

冷静に考えて、まずは疑ってみることをお勧めします。

ただ、くれぐれも、あなたは悪くありません

幼い頃から、親の手伝いや親を喜ばせない子どもはダメ人間だという教育(洗脳に近い)を受けて育つと、

自分がすべて悪いと自動的に思ってしまいます。

でも、違うんです!

母親から暴言や暴力、モラハラなどの言動を受けている時点で、すでにおかしい状況ですよね。

いくら母親の子どもでも、あなたは母親の所有物ではありません。


あなたは大人の社会人なのですから、

 

母親があなたのプライバシーを当然のように侵害するのは、

 

明らかにおかしいのです。


精神疾患ではないにせよ、母親の脳の機能は、かなり誤作動を繰り返しています。

そういう視点で、母親を見るだけで、あなたの罪悪感はかなり軽減されると思います。

一人で抱え込まないことです。

専門家の精神科医や心理カウンセラーでも、母親の行動を変えるのは簡単ではありません。

しかし、現代ではお薬を使って、落ち着いて生活できるようになることもあるようです。

介護の世界では、自分以外の家族は、すべて「環境」と考えて対応します。


あなたの母親も、あなたにとっては「環境」の一部です。

あなたの「環境」を整えるという意識で、

一歩踏み出してみることをお勧めします。

 

 

 

HP:心理カウンセリング セルフリスペクト

 

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