ゴルフレーザー距離計その5 レーザーアキュラシー RF660PRO | ゴルフの自習のブログ

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  ゴルフ レーザー距離計 比較 2015-2016 その4 レーザーアキュラシー
  ゴルフ レーザー距離計 比較 2015-2016 その5 ニコン


さて、今日は、3台目のLASER ACCURACY (レーザーアキュラシー) RF660PROについて。


ピンシーカー スロープ ツアー V2とニコン レーザー550ASの2台を使っていたが、
ネットで、このレーザーアキュラシーを発見し、
価格も安く、両方のデメリットを埋めてくれそうな気がして購入。


在庫が切れているようで、10日ほど待ってから届いたが、
最初は、「やっちゃった」かなと思った。


送られて来たパッケージがあまりにシンプルだったからだ。
なんの飾りもない、箱に、本体と、簡単なマニュアルと、付属品だけが入っているだけ。
ピンシーカーや550ASの立派な化粧箱と過剰なまでの同梱物と比べると
やはり、安いだけのものかなと疑った。


そんな不安を抱きつつ、使ってみると、


なんと、良いじゃない
シンプルだけど、機能や性能は必要十分
いまや、ほとんどピンシーカー スロープ ツアー V2とニコン レーザー550ASは、
家に置きっぱなしで、レーザーアキュラシーをゴルフバッグに常に入れている。




ゴルフの自習のブログ-レーザーアキュラシー RF660PRO



≪使い勝手、評価≫
レーザーアキュラシーの気に入りポイントを列挙してみる。


6倍望遠
ニコンに期待したが、「ハイアイポイント設計」せいで、6倍の実力を生かせて
いなかったが、レーザーアキュラシーは、
シンプルに、ファインダーに目をつけて、くっきりとレンズが見れる。
だから、6倍が活きており、他の2台より、目標が大きく表示されて捕らえやすい。
だから、少し遠くのピンまで計測できるような気がする。


ファインダー内に、角度、直線距離、高低差、水平距離が一度に表示する
ニコンの550ASが選択したひとつの項目しか表示せず、
外部モニターをいちいち確認しないといけないので使いにくいが、
レーザーアキュラシーはシンプルで良い。
ピンシーカーは一度にすべての項目を表示するが、高低差は測定 しない。
やはり、高低差を表示しないと、傾斜地対応と言い難い。




ゴルフの自習のブログ-ファインダー



反応速度が速い
測定ボタンを押すと瞬時に、測定結果を表示する。
ニコンも同様にすぐに表示するが、ピンシーカーは1秒間押し続けた後に
表示するのでもたもたする感じだ。



傾斜の測定可能アングルが広い。
レーザーアキュラシーは、±60°まで測定可能だ。
NIKONも±89°(直角のちょっと手前)まで測定できる。
しかし、ピンシーカーは、±20°までしか測定できない。
アメリカでは、そんなに傾斜のきついコースはあまりないのだろう。
しかし、日本は傾斜地のゴルフ場が圧倒的に多いので、
20°以上の打ち上げ、打ち下ろしは少なくない。
特に、極端な打ち下ろしのショートホールや、グリーン周りががけになっているような
シチュエーションでは、20°で足りないこともある。
また、木の上を越したいときに、その木の高さを測る場合も20°以上必要なことが多い。




サイズがコンパクトで軽い
660ヤードまで測定でき、6倍、傾斜測定機能付きなのに、
小さくて重量も軽い。これはピンシーカーと同レベル。
やはり、ニコンのレーザー550ASは外部モニターの分、大きくて、重い。



シンプルなソフトケースが使いやすい。
おそらく、原価は最も安いであろう、このケースが、他の2台のケースに
比べて使いやすい。
サイズが最もコンパクトで、取り出し口も磁石式なので簡単に開け閉めできる。
当然、腰ベルトに装着も可能だ。
ピンシーカーのデカすぎるケースや、550ASの使いにくい巾着式に比べて○。



以上が、2台を使ってきた自分が、その2台と比較し、
レーザーアキュラシーを使ってみての良い点である。



本体やケースのデザイン(かっこよさ)は、ブッシュネルや550ASのほうが洗練されている。
おそらく、まだ、新しい製品なので、今後、改善されていくと思うが、
レーザーアキュラシーの本体は、黒一色で、もっとカラーバリエーションがあるといい。
ピンシーカーのように、着せ替えのカラーカバーでも良い。




あと気になった点としては、
他の2台と同様に、リチウム電池(CR2)を使うのだが、
電池を入れる部分が硬く、使いにくい。
電池の下にヒモのようなものがついているのだが、
このヒモがないと、電池を取り出すのに、とても手間取る。
電池交換は、めったにしなくてよいので(いまのところ、3台とも付属でついていた
電池のままで換えていない)、そんなに気にしなくていいのかもしれないが、
こんなところに、歴史の浅さが出ているのかも。


≪測定法≫


ファインダー表示は

モードボタンを押すことでモードが切り替わる。
・直線距離計測モード(直線距離のみ表示)
・高低差計測モード(直線距離、角度、高低差、水平距離を表示)
の2つ。



ピンシーク機能は、ニコンレーザー550AS、ピンシーカー スロープ ツアーV2と
同じ、近距離優先表示。ボタンを押している間、連続して、距離測定するが、
ピンを測定しやすいように、最も近い数値を表示する。



≪付属品≫
使用説明書兼保証書
ソフトケース
レンズクリーナー(布)
リチウム電池×1

最小限な感じ。


≪価格≫
ネットショップで最安値で2万円弱
amazon、ヤフオクでは、新品は見つからなかった。
街中の大手のゴルフ用品店でも見かけたことが無い。



やはり、この価格は魅力である。同程度の性能なのに、
価格がピンシーカー スロープ ツアー V2とニコン レーザー550ASと比べて
約半額
確かに、NIKONやブッシュネルといった大手メーカー品ではないとしても
この価格差はでかい。
4万円近い値段だと、友人にも勧めにくいが、この価格なら、薦めやすい。
高低差機能の無いRF440という機種だと、約1万円だから、
GPSナビより安い!




3台で距離測定結果に差が出ないか、測り比べてみたが、
ほとんど違いはなかった。
もしかしたら、パソコンなどのように計測するエンジン的なパーツはどれも同じメーカーのなのかな?
150ヤードを越えると、どれかが、1ヤードくらい違う結果を表示することが
あったが、特に、どれが不正確ということではなかった。
むしろ、近距離はやや数値がバラけやすかった。
550ASは10ヤード未満は表示しないし、15ヤードくらいまではそれぞれ少し誤差があった。
レーザーアキュラシーも距離が近いと?と思う結果を表示することがある。



約10万円を払って、これら3台を手に入れたが、最近は、ほとんどレーザーアキュラシーRF660PROを
使っている。
やはり、6倍望遠で高低差を含めたすべての項目をファインダー内に表示するのが実用的だからだ。
(一番安いけど、一番新しいから、こういったハイテク商品では当然かも)



次回は、このレーザー距離計を普段どのように使っているかを書きたい。



続く・・・。