ジャック・ニクラウスのフック防止法 | ゴルフの自習のブログ

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タイトル通り、ゴルフ上達のための、練習法、技術論、考え方などを自問自答します。

ゴルフネットワークのスクール・オブ・ゴルフを見ていたら、
フック予防を特集していて、
その中で
ジャック・ニクラウスについて紹介されていた。




司会のマーティン・ホールが、ジャック・ニクラウスに、昔、直接聞いた話というのだが、



ジャックいわく、


「私は、絶対にフックを打たない自信がある。


それは、フォローで右手のひらを上に向けて、振っていたからだ。」




それを聞いたホールが、



「(映像を見ても)そのように打っているようには見えないが・・・」



と聞き返すと、




「いや、どのように見えるかは重要ではない。



とにかく、私はそのような意識で打っていたのだ。」




というようなやりとりだった。







確かに、右手のひらを返さずに、振りぬけば、フェースが極端にかえる事が
抑制でき、フックは予防できるだろう。





フルスイングはともかく、アプローチやハーフスイングには良いかも。






打ちっぱなしで試してみた。





おー、確かに。






右手のひらを上に向けたままフォローすると、
フックがでない。




最初、スライスが出そうな気がするが、
ストレートな玉、そして、ややフェード気味の玉が出る。




フルスイングしてみる。




おおおーーー。




フルスイングして、フィニッシュまで右手のひらを上に向けるイメージで
振って、良い玉が打てる。






フックしないし、スライスはしない。
ストレートかややフェード。





鏡にスイングを映してみる。

ジャックが言うように、自分は、右手のひらを上に向けて、
いつもとかなり違うイメージで振っているのだが、
鏡に映る自分のスイングは自然な感じだ。

いつもより、フォローが高く、フィニッシュでクラブが地面を指すように
縦におさまる。




内藤雄士がよく言う、
「フォローは手を上に上げるように、縦に振り上げる」
が自然にできている。




これは使える。







ラウンドで試してみた。







左サイドがトラブルのティーショット。

長めのショートホール。

打ち上げのセカンドショット。


普段、左へのミスが出やすいホールで、
ジャックの言葉を思い出す。






これを意識したときは、フックは出なかった。





練習の際、右手のひらに意識が行き過ぎると、
逆に極端にフェースを返してしまうミスがでた。

ダウンまでは意識せず、フォローで右手のひらを意識するのが良いようだ。







スコアを崩すのは、フックが原因のときが多い。

これは助かる。







サンキュー、ジャック!