アプローチのスイング | ゴルフの自習のブログ

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タイトル通り、ゴルフ上達のための、練習法、技術論、考え方などを自問自答します。

最近、アプローチの精度がよくなっている。

その理由には2つの要素があると考えている。







ひとつは、ライの判断。







アプローチは、ロングホール以外は、パーオンし損なって、
ラフからとなる場合が多い。





この時の、ライの状態を以前より慎重にチェックするようにしている。





ボールがどの程度沈んでいるか?


どんな芝の生え方か?順目か逆目か?芝は強いか弱いか?密度は?


ボールは地面からどれくらい浮いているか(芝に埋まっていても地面からは浮いている
場合が多く、てんぷらがでやすい)






そして、芝の影響がどうでるかを想像する。







スピンが効かずにランがでるか?





芝の抵抗で飛距離をロスするか?






そして、ボールを大雑把に打つのではなく、

ボールの下3分の一にリーディングエッジが入るイメージ。

決して、フェースの上部でボールを打たないように。








もうひとつの要素は、スイング。




アプローチといえど、ボールを捕まえるために、
フェースを返す。



リストターンというより、胸にグリップ、クラブフェイスと同調させるイメージで、
背筋(はいきん)を使って、胸を回すことで、フェースを返していく。
フォロースイングで腰までグリップが行くとしたら、その時、左手親指が空を向く。




地面においたボールにクラブを合わせ、まったく、バックスイングせずに、アプローチスイングで
ボールを前に飛ばす。
フェイスが閉じてこないと、ボールは前に飛んでいかない。

スカッ とクラブだけが前に行き、ボールはちょこっと動くだけ。

しかし、しっかりとフェースを返していくと、ボールは簡単に30ヤード以上飛ぶ。






胸を回すことでグリップやフェイスをコントロールするが、
もちろん、軸はできるだけ不動に(ヘッドアップしない)
下半身は静かに(距離によって足、尻を使うが)にすることも忘れないように。

いままでは、アプローチの際もパターと同程度両足を開いていたが、
20ヤード以下の場合、原則(傾斜があるときは開くこともある)、
両足を付けて、さらに下半身と軸を動かさないような
イメージを強めた。




打つ前に、しっかりとターゲット(落としどころとボールをとめるべきところ)を見ながら、
どのように飛んで、どのように転がるかをイメージする。





そして、打つ際には、方向性よりも、高低をミスしないように、ボールの下3分の1に
ダウンブローで打つ。


ダウンブローと言うと、「地面を強く打つ」イメージを持つ人がいるが、
そうではなく、ヘッドの軌道がインパクトの先まで、下向き(最下点がインパクトより先)ということで、
アプローチの場合は、特に、急がずゆったり見えるくらいのスイングが好ましい。







このスイングとライの判断で、イメージした玉が出やすくなって、
大きなミスが減った。







アプローチの精度が高まれば、寄せワンは増えるわけで、
ロングパットと同じく、
スコアアップに役立てたい。