都知事候補3名のテレビ生討論に何を思うか? | 企業イメージ戦略!プロデュースから教育まで

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「イメージづくり」からそこで働く人のイメージに相応しい「教育」を致します。

都民ではなくても気になるのが今回の都知事選挙!
本日は「バイキング」というフジテレビのお昼の番組内で生討論
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160719-00000890-fnn-soci

生討論はその人が浮き彫りになるのでとてもこちらとしては分かりやすいし、候補者としてはやり難いですよね。

そして何より感想として抱いたのは具体的な内容はどの候補者もなかったな~というのが感想です。
テレビの生放送ほど難しい場面はないですがちょうどお昼であれば会社員も見ているかもしれないし主婦層も見ている可能性が高いこのメディアをどうしてもっと効果的に活かせないのでしょうか?!

例えば待機児童の問題でもかなり抽象的なコメントが多く、もちろん実際に都政に入ってみないとわからないところもあるでしょうが・・・何かしらアイディアが欲しいですね。

例えば元保母のさんの資格のある60代以上の雇用と結び付けるとか、空き家を活かすとか、断言するのではないにしても発想の転換や具体的なアイディア脳を感じたいと思ったのに抽象的過ぎてピンと来ませんでした。

クリーンさをグリーンで示すこともイメージ戦略としてはとても大事、具体的な街頭などではとても効果的に働きます。そしてテレビでも小池さんはグリーンを取り入れ、増田さんはクールビズでラフではありますが、シャツはパンツにインでキチンとした印象にしていました。

ただ私なら増田さんにはジャケットをお勧めしましたね。顔が□でメガネも四角なので
あえて縦長効果を出すようなストライプピケ生地のジャケットとかに白のボタンダウンとか

インパクトが薄かったのでは?と思いました。

小池さんのプロ意識、魅せる意識が高いと感じたのは引いてカメラが映った際、終わりの映像でも脚はさすがキャスター風、すみずみまでテレビに映ることは意識されてますね?!

鳥越さんは淡いベージュ系のジャケットが余計に年齢差を感じさせてしまってましたね。
鳥越さんの映像でサンデー毎日時代のでよく流れるブルー系のジャケットがあるのですが
あの方に似合うブルーというのがあります。
水色でも、紺でもなく、この色です!
そのジャケットにし、白髪も少しグレーと黒を混ぜて染めればいいのにな~と思ってしまいます。

また発言も病気のことを口にすればされるほど、皆にそのイメージがついてしまいます。
言葉というのは日本語では「~です」{~でない」と最後にイエスかノーが来ますが
例えば「病気です」「病気じゃない」と言っても「病気」という言葉のイメージは抱かせてしまいます。それなら「元気です」でいいのです。

「ガン」は程度も細胞タイプも色々あるでしょうが、「ガン」を連呼するたびに、「大丈夫かな?」と思われても仕方ないほどまだまだ「ガン」はまだまだ厄介と感じる病です。

それよりももっと限られた時間を効果的に伝えることを意識した方が良かったのではと思います。
またバトルで小池さんが「病み上がり」という発言での鳥越さんとのやり取り
「これが選挙なんです。坂上さん」という突然のフリはある意味上手です。

他の人に気を向けてそらすことと、共感する言葉を振ってます。
現にそうすることで一度この話題が中断されます。

都民でないので選挙権はありませんが、生放送という中で一番効果的だったのはどなただったのでしょうか?

ただもしこの選挙中にまだ生放送があるのなら、具体的な公約を数字やアイディアを上手く折り込みながらポジティブワードチョイスで話して頂けるだけでだいぶこちらの胸に届いて来るのではないでしょうか?

戦略思考はそんなことからも学べます。