さて、本日は、「キンドル・オーナーズ・レンディング・ライブラリー」
についてお話したいと思います。
こちらは、まだキンドルで本を販売していない方にはピンとこない言葉だと思いますので、順を追って解説しますね。
まず、キンドルで本を販売しようとすると、
「KDP(キンドルダイレクトパブリッシング)」というものに登録する必要があります。
そして、その登録時にオプションとして、「KDPセレクト」というものを選ぶことができます。
KDPセレクトに登録するメリットとデメリットをお伝えしますね。
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<メリット>
・通常の印税は35%だが、70%の印税が支払われる(条件有り)
・書籍の価格を90日間につき5日間無料にすることが可能になるので、無料キャンペーンなどでたくさん配布できる
・Amazonプライム会員にたくさん借りられるほどにロイヤルティが高くなる可能性がある(キンドル・オーナーズ・レンディング・ライブラリーのことです)
<デメリット>
・販売価格が250円から1250円の間でしか設定ができなくなる
・KDPセレクトを設定した90日間は、他の電子書籍ストアで販売することができない
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こんな感じです。
今日特にお伝えするのは、「アマゾン プライム会員に借りられると、著者にロイヤリティーが入る」という”キンドル・オーナーズ・レンディング・ライブラリー”についてです。
これ、私、本を出版した時から気になっていた仕組みだったんです。でも、3月に出版した時には、日本ではまた解禁になってなかったんです。
でも一応、登録だけしておいたんですね。
そして、やっと先日8月の中旬に日本でも解禁になりました。
アマゾンでは、毎月全世界で配布される基金が決まっていて、この基金を、総ダウンロード数と自分の本が全世界(対象国)のアマゾンプライム会員にダウンロードされた割合で基金を分配していくのです。販売ではなくレンタルでの実績です。
そして、私の今月8月のロイヤリティレポートが出ましたので、確認すると。。。
4冊出版している本が11冊レンタルされてました。
定価は250円の本と100円の本が入り混じってますが、レンタルの記録が残っています。
今月の配当金は、なんと @221.8円でした。計算はあくまでも冊数ベースです。
定価は関係ありません。(※今月の分配基金なので、来月はいくらかはわかりません。)
ということで、221.8円×11冊=2439.8円でした。
本が売れてなくても、レンタルでロイヤリティが入るのです。
しかも、このロイヤリティは、100円の本が売れた場合 35円 (35%)
250円の本が売れた場合 170円 (配信コストにより異なる) (70%)
よりも高いんです! (笑)
おもしろいですね~。
ちなみに、ちょっと夢のあるシミュレーションをすると、、(笑) ※2013年8月の場合
例えば、1000冊レンタルされていたら、221.800円!です。
なかなか、夢のある数字ですよね。
※100円の本が1000冊売れても、印税は35000円です。
アマゾンさん、色々な仕掛けをして下さるので、作者としてもいろいろと発見があり楽しいです。(笑)
もちろん、基本は販売を目指していくわけなので、これはこれ。
ゲーム感覚で楽しませていただきます。(笑)
あ、ちなみに、この無料レンタルは、
・アマゾンのプライム会員であること
・キンドル端末から購入(無料レンタル)すること
が条件になります。月1回 1冊が無料になりますよ。
私の本も全部ライブラリーに登録済みです。(笑)
よかったらお試しください。(と、さりげなく宣伝。(笑))
著者セントラルはこちらから
そして、こういう新しい仕組みも早いもの勝ちです!
先にやった人の方が有利です!
出版の早道はこちらからご覧くださいね(*^^)v
⇒http://www.reservestock.jp/events/20025
それでは、また~\(^o^)/