荒井です。


いつもお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

週末は少しゆっくりして

いただこうと思って、、


改めて自己紹介を
させて頂きますね。

 


実は、、、



僕63歳になります。


よく、
「どれだけいってても
 40代後半ですよね?」
って言われているんですけど


実は63歳になるんです。


そんな僕がなぜ
こんなエネルギッシュな人生を
歩むようになったのかを


自己紹介を兼ねて
これからメルマガで
お話をさせて頂きます。



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小学校に入学して
1か月後に転校。

そして転校初日に…
その後4年間の記憶を
失う暗黒時代が始まります。

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僕の父は中学校の
教師をしていました。


通常は新学期を迎える前に
転勤になりますよね。


でも当時は
荒れている中学校に
あちこちの町から


元気のいい先生が
緊急招集されたらしく、


父もそのリストに入って
転勤となりました。


母は3人目を
お腹にかかえており


弟ととともに
母の実家に行き、


僕は父と2人で
新しい町へと
向かったのです。


教員住宅も
用意されておらず、


2件続きの古い長屋に
住むことになりますが、


父は朝から夜まで中学校で
荒れた生徒たちの対応に奔走
することになるので、


小学生1年生の僕は
午前中の授業を終えると、


お隣のお母さんが
差し入れてくれる


お昼ご飯や夕飯を
ひとりで食べるという
段取りでした。


そんな状況も、


幼かった僕は
あまり理解しておらず


ただただ不安の中、
転校しました。



そして迎えた
転校初日。



朝父に小学校へ届けられ、
誰かに案内されて、


誰もいない教室で
ひとりぽつんと
待たされて座っていました。


目の前のには
物凄く上手な
「パーマン」たちの姿が


元気よく黒板いっぱいに
描かれています。






僕は転校前の学校では
一番前の席だったので


日直を任せられ、


その際に先生から
「朝黒板に文字が書かれていない
 ように綺麗にしておいてね」
と言われており、


毎朝綺麗に消していました。


そんな僕ですから、
当然新しい学校でも
同じように黒板を
「綺麗な状態」にするべきだ!


と考え
席をすっくと立ちあがり、


大きく描かれていた
パーマンたちを見事に
消し去ったのです。


そして席について
みんなが体育館から
戻ってくるのを
待っていました。


綺麗に消しておいたので
“きっと先生にも褒められる”
と内心思っていたはずです。


ところがみんなが
戻ってくると
全く違う現実が訪れました。




「あ~!!
 パーマンが消えてる!!!!」


「誰が消したんだ!!!」


「あっ、お前が消したのか?!」


「せっかく○○君が上手に書いてくれたのに!!」


「どうするんだよ!おい、お前
 あ~あ知らないんだ!!
 ○〇君に謝れよ!!!」



矢継ぎ早に言葉をあびせられ
僕は目を丸くして
ただ茫然と座っていました。


ほめてもらえるはずの
担任の先生も
まだ来ていません。


次々に僕を罵倒する声が
クラス全員から
あびせられます。


恐らくは
謝りながら泣きじゃくった
と思います。


不安に追い打ちを
かけるような


いまだに忘れられない
恐怖の時間。





それ以来、





僕は心を閉ざしました。




朝礼で体育館に立っていて
おしっこがしたくても、


誰にも言えずに
その場でしていました。


それを周りからとがめられると
「雨が天井から落ちてきたんだよ」って
か細い声で返してた気がします。



帰りもいつもひとり。



帰宅途中で腸が弱い僕は
「うんち」がしたくても
誰にもトイレの場所を聞けず、


歩きながらパンツの中に
してしまっていました。


はずかしながら
1回や2回ではありません。


夜布団の中でも
パンツの中にしていました。


よくいじめられる
「うんこたれ」
そのものでした。


夏の嵐で雨風が強い日
僕は窓際に膝間づいて
怖くて泣いていました。


「ママ、怖いよ
 ママ、淋しいよ」


誰もいない家で
電気もつけず真っ暗な中
ただただ悲しくて泣いている毎日。



未来なんて見えない。



そんなある日、
僕は動けなくなり
病院に運ばれ入院します。



大人になって知ったことですが、


病名は「自家中毒」


自分で自分の存在を
消し去ろうとする
毒素を生む病気です。


たぶん


素直な子供時代ですから
ホントに存在を消したかった
のだと思います。











小学校5年生になるまでの
記憶はこれしかありません。


僕自身が
恐らく記憶から消し去った過去
なのでしょう。


いくら考えて
思い出そうとしても
これしか思い出せないのです。


大きなネガティブな衝撃は
その辛さから逃避するために
消し去られることがあるのだと・・・


今は考えられるまでに
なりましたが、



いまだに



悲しみの感情がこみ上げて
きてしまいますね。


ただ、


これが僕の暗黒時代の
序章にすぎないことは


のちに知ることとなります。