札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

苦労を共にして

何かを成し遂げた

仲間というのは、

 

 

やはり

一味もふた味も違った関係

が出来上がりますよね。

 

 

僕でいうと、

 

 

共に治療技術を

研鑚し合っている

仲間であったり、

 

 

自分の枠を破る

ことに一緒に

チャレンジした

仲間であったり、

 

 

長期安定経営に向け

マーケティングを学び

切磋琢磨している仲間であったり。

 

 

そんな仲間に、

 

 

突然新参者が我が物顔で

現れたらどうします?

 

 

かつて僕は

その新参者として、

 

 

失敗した経験がありますので、

何となくわかります。

 

 

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。

『第3話:じっと気配を消して生きる』

 

 

 

前回は、

 

 

俺はまた失敗の決断を

してしまったのか?

 

 

そう思いながらその会社を

去りました。

 

 

というお話でした。

 

 

 

先に退職した元役員に

 

 

「1年以内には

 必ず会社を辞めて

 そちらに行って、

 一緒に夢とロマンを

    目指します!」

 

 

と伝えていた通り、

 

 

紆余曲折あった

ものの無事

新たな会社に入社。

 

 

当初は2~3人の

規模だったのに、

 

 

すでに数十人の規模で

売上もどんどん伸び、

 

 

まさに飛ぶ鳥を

落とすような

急成長期の会社に

なっていたのです。

 

 

「荒井君、

 あの時とは状況が違う、

 荒井君だからといってひいきは

 できん。

 

 実力で、

 頑張って売り上げを上げて、

 皆に認められるようになってくれ」

 

 

と社長から言われ、

しばらく状況を見ながら

仕事をしていましたが…

 

 

ものすごい勢いで

伸びている

会社とはこんななのか?!

 

 

皆が多くの仕事を抱え、

日々奔走しているのです。

 

 

遅れて入った僕にとっては、

以前と同じ業界とはいえ、

 

 

そのスピード感に

圧倒されていました。

 

 

前の職場で

一緒だった同僚から、

 

 

「荒井ちゃん、この会社は

 以前の会社とは全く違うから。

 

 クライアントも一流だし、

 古い考えや、スピードが遅いと

 置いていかれるよ」と。

 

 

確かに。

 

 

以前の広告会社が

地方都市の「町」レベル

での感覚とすると、

 

 

いきなり高速道路で

車が行きかうのを目の前に

仕事する「大都市」という感覚。

 

 

いきなりのスピード感と、

取引数・取引規模の大きさに

とまどい、

 

 

僕のことを全く知らない、

他の広告会社から転職した

同僚たちからは、

 

 

今さら

のこのこ遅れてきて、

即戦力になれる?

 

 

大丈夫なの?

 

 

といった視線を

ひしひしと

浴びるわけです。

 

 

必要とされた

会社立ち上げの

タイミングに参加せず、

 

 

少人数で

何役もこなしながら

頑張る苦労を共にせず、

 

 

遅くまで帰れないほどの

仕事を抱えている仲間の

手伝いにもなれず、

 

 

そんな状況で、

 

 

人生とはまさに

タイミングが大事

 

 

ということを痛感し、

 

 

自分一人が

「波に乗り遅れている疎外感」

を味わう毎日が始まったのです。

 

 

 

 

自ら選んだ道

ではありますが、

 

 

やはり

前の会社を一緒に辞めて、

 

 

共にゼロから

苦労を背負うべきだった…。

 

 

どちらにもいい顔を

するような

優柔不断とも思える、

 

 

自分の選択を

悔いるのでした。

 

 

やがて、、、

 

 

そんな自分の弱さに強い

苛立ちと嫌悪感を抱くのです。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

~つづく~

次回:『第24話:人の3倍なら…解決できる』

 

 

追伸:

 

体を硬くしてしまう繊細な感情を 

自律神経を整えながら柔らかくする方法を毎日配信しています。

↓  ↓  ↓

<Twitter>
タカ@自律神経から繊細さを整える

@mind_taka