Episode3 | 居場所を探し続けた思春~
そして中学1年の夏、
私の環境は大きく変わる事になります。
それが転校でした。
新しい場所でまた、
私は居場所を探す事になります。
居場所が見つからなかった私は、
どこか周りとは少し違う雰囲気の子達と
自然と一緒に過ごす様になっていました。
本当はただ、
安心出来る場所と、
自分を分かっってくれる誰かを
求めて頂けだったとおもいます。
その時間は、
当時の私にとって
唯一ほっと出来る居場所だったのかも知れません。
そんなある日、
先生から声を掛けられました。
「知子ちゃんの事知っているか?」と聞かれ、
私は「知りません」と答えました。
知子ちゃんとはそれまで、
話した事もなく、接点も無かったからです。
すると先生はこう言いました。
知子ちゃんも私と同じように不登校で、
「好子さんと友達になれないなら学校には行かない」
と言っているのだと![]()
私は思わず
「えっ
どうして私
」
と驚きました。
でも知子ちゃんは、
どうしても私と友達になって欲しいと
話してくれていたそうです。
それがきっかけで、
私たちは少しずっ話す事になりました。
私は知子ちゃんの家に遊びに行ったり、
電話で話したりすることが多くなりました。
すると知子ちゃんも少しずつ
心を開いてくれる様になり、
笑顔も増えていきました。
そしてそれは、
知子ちゃんだけではなく、
私の心にも同じ様な変化が起きていたのだと
思います。
それまで孤独を感じていた私にとって、
その時間はとても大切なものでした。
時には知子ちゃんのお姉さんが、
遊びに連れて行ってくれる事もあり、
その時間は私にとってとても嬉しいものでした。
やがて知子ちゃんは、
もう一度勉強をしてみようかっと思ったのか
自分のペースで学べる学校へ
転校して行きました。
それから暫くの間、私たちは手紙のやり取りをしていました。
そして時が流れるうちに、
その連絡も途絶えてしまいました。
知子ちゃんがいなくなってから、
私はまた以前の仲間のところへ戻りました。
けれど
本当の自分の気持ちを出す事ができず、
自分を押さえながら過ごしていました![]()
心の奥では、
また孤独を感じていたのだと思います![]()
そんな中で迎えた高校受験。
私は一生懸命勉強をして、
なんとか成績を上げることが出来ました。
でもその時、
友達から
「好子だけ良い子になっているんじゃん」
そんな言葉を言われ、
呼び出されて手を出される事もありました。
その出来事が怖くて、
本当はどうしたいのかも言えず、
自分の気持ちに蓋をしたまま
高校へ進む道を、そっと手放していました。
今振り返ると、
あの頃の私は、
だだ自分を守る事に必死でした。
自分の気持ちを押し込めながら、
それでも一生懸命に生きていたのだと思います。
人の心に寄り添う事は、
既にこの頃から始まっていたのかもしれません。
だからこそ今、
「自分の気持ちを大切にすること」の大切さを
伝えたいと思っています。
そんな自分に、
今はそっと寄り添いながら、
「よく頑張っていたね」と
伝えてあげたいと思います。
そしてこの後、
私はまた
人生の大きな選択をしていく事になります。
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