金魚・ブリストル・自由研究? -192ページ目

網目鱗型(網目透明鱗)の遺伝



2016年度の全11配合の産魚を紹介してきました。

自由研究部門の①と②配合と、生体芸術部門の③、④、⑤、⑦、⑧と⑩配合、
そして、気まぐれ追加の⑪、⑫と⑬配合でした。

その全11配合の内に網目鱗型(網目透明鱗)を
片親か両親に使ったのが7配合でした。

網目鱗同士の組み合わせが①と⑤配合の2配合、

網目鱗型 X モザイク型モザイク透明鱗)の組み合わせが
②、⑧と⑪配合の3配合、

網目鱗型 X 全光彩型(普通鱗)の組み合わせが⑦と⑩配合の2配合でした。

その結果の産魚の一部については既にアップ済ですし、
網目鱗型(網目透明鱗)の遺伝についても纏めをアップしましたが、
最近、ネットで検索していたら参考になる”ポリジーン遺伝”を見つけました。

「細胞生物学の世界へようこそ」
(このプログラムは東京医科歯科大学教養部生物和田 勝氏によって
制作・提供されています。)のサイト中に

「ポリジーン遺伝
  背の高さ、体型、肌の色のような多くのヒトの特徴を受け継いだ構成要素は、
一つの座における対立遺伝子によって受け継いだものではない。
いくつかの、もしかしたら多くの異なる座の対立遺伝子が各々の特徴に
影響を与える。
ポリジーン遺伝という用語は多数の独立した遺伝子対が同じ特徴に対して
相関的な効果を与えるときに使われる。
 ポリジーンはヒトの肌の色の遺伝の原因となる。
今では、4つ以上の異なる座を表す対立遺伝子が肌の色を
決定するのに関わっていると考えられているが、
ポリジーン遺伝の原理は3つの連鎖していない座の対立遺伝子対を用いて
示すことができる(Aとa、Bとb、Cとc)。
大文字は暗い肌をつくる不完全に優性な対立遺伝子を表す。
大文字の数が多くなるにつれ肌がより暗くなる。」 とあります。


網目鱗型(網目透明鱗)の遺伝を”megryukin”さんと私も一つの遺伝子座では
説明できないと考えて、二つの遺伝子座を考えてみましたが、
それでも産魚の出現結果を明確には説明し切れないと感じていました。

もしかすると網目鱗型の遺伝は三つ以上の遺伝子座が
相関しているポリジーン遺伝かもしれません。

次回から今年の交配構想を考えてみようと思います。


尚、赤色で表示されている語句は、私が提唱する表現です。