福知山の脱線事故の次の日の出来事でニュースを見るたび思い出す。
くも膜下出血で急死した祖母。
急にいなくなるもんだから別れすら出来なくて。
なんてんだろ。初孫だった私はとにかく可愛がられたって記憶しかない。うちに泊まりに来たときは何でも買ってくれてお小遣いまでくれて。
大学入学の時はお祝いを10マンもくれた。
たった1週間で使い果たす俺を怒ってくれ(笑)
自分が何歳になっても
『親に感謝しろ』
『店のものとるな』
『ご飯つぶ残したら目がつぶれる』
とお決まりの台詞があった。
たぶんまだあったけど忘れた。
小さいときから『ばあちゃん死んだらいやだなー』とか『もしかしたら今日がうちにくるのが最後だったりして』とか無駄に悲しくなったのを思い出すわ。
で、あんまり可愛がられたもんだから
『ばあちゃん死んだら絶対幽霊になって俺のとこにくるだろうな』
ってマジで思ってた。
だけど13年間1回も現れねー。
自分の思い過ごしだったかなー。
あれから随分年月も経ちオッサンロードを突き進んでる。
しかしまだまだ88才で亡くなったあなたの半分も生きてない。
次の再会はまだ何十年も先になるかなー。
あんなにお世話になったのにお礼すら言えないまま旅立つなんてそんなタイプじゃなかったのになー。
『命のリレーのバトン』はしっかり受け継いでるので明日からもご飯つぶ残さず頑張ろうと思います。
小遣いもらえなくなったのキツいのでそっちからこっそりくれるのもありだと思います。
※こんなに便利になった世の中!あの世との通信手段は何年後に開通だ!?
