パウダーコートやタンク加工 本日の東京店 | SELECTED CUSTOM MOTORCYCLEオフィシャルブログ

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SCM CROWN デザインでレザーに
ペイントオーダー頂きました!
オーナー様の外装の赤を少し入れてみました

胸元にはSCMのロゴを新デザインしました。


これを着てバリっと乗って頂けることでしょう♪
K様ありがとうございます!

さて、東京ファクトリーではいくつかの作業を
行っております。
フォークがばらされています。フォークレッグと
トリプルツリーのパウダーコートです。


下処理を行い余熱を入れる準備をします。
パウダーコートは下地処理と余熱が凄く重要なのです。
艶有りの様に、ブリンブリンの艶を出すには経験が必要なのです
ウレタン塗装の様に、噴き付けた瞬間からシンナーが乾く前の
艶感で噴き付ける塗料の量は分かるのですが
パウダーコートは熱が入って初めて艶が出てくるので
最終的には焼きあがってからではないと仕上がりの良さが
分からないのです。。なので、余熱と噴き付ける量は経験なのです。


塗膜の厚さが難点なパウダーコート。
精度が必要な部分にはマスキングをどの位置でするか
これも重要な部分なのです。


あ、私のホイールが寂しそうに置いてあります・・・w
そろそろ手を付けないと。。



そして、ハンドル(ライザー部分)にメーター移設の
ロッカーフルカスタムが入庫中です。


プルバックライザーのライザー部分にステーを
溶接します。再クロムメッキ処理を施します。



そして、XLのタンクカスタムの進行状況。
XLのフレームから若干浮いた感のある純正タンクの
かぶりの部分を深くする作業です。

純正タンクの裏側&底板はとても複雑な形をしています。
プレス成型(量産)ということもあり、トンネルを再利用するよりも
一から作ってしまった方が早いのと綺麗に仕上がります。



配線の避けるクリアランスを考慮しますが
インジェクション車といえば配線の量の多さが目立ちます。
が必要な配線と今後、カスタムのパーツ次第では必要ない配線が
出てきます。今後の事を考え純正の様な
大トンネル幅は必要ないと考えました



元々のタンクにあったトンネル部分は蓋してしまいます。


底板も貼り直しています。
トンネルの深みの寸法を出してタンクとトンネルをくっつけます。

その後にポンプのベースを溶接して取り付けます。


純正のフューエルインジェクションのポンプを取り付ける際に
タンクの底板にベースプートを溶接しますが、
純正タンクの素材は薄いので歪みが出ない様に
専用治具を当てて、歪みが出ない様に溶接していきます。

純正から切って貼って~と簡単な様に思えるこの作業・・
怠ってはいけない作業工程がいくつもあります。
社外から出ているXL用のじゅーえるインジェクション対応の
タンクはとてつもない精度の悪さで、タンクの左右の
高さ、底板のポンプの取り付けるベースプレート
様々なところに歪みがあります。
インジェクションタンクをお考えの場合は
その辺りの修正を検討した方が良さそうですね。

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