こち亀最終回間近・・ | イラストレーター マルオユキヒロのへや

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イラストの仕事をしていますので、その作業工程アップや日記、映画等の批評、またジャンルにとらわれない日々の事柄を書いています。

9月3日、Twitterで週刊ジャンプでのこち亀の連載終了の報を知りました。

 

僕はというと、「それは本誌で一度やってる『ニセ最終回』だろう」と思っていました。ニュースサイトを見て、そちらで秋本治本人が会見している写真を見ても、まだ次週「こち亀Z」が始まるぞ、とネタに絡めてくるのかと思っていました。

勿論報道は本当でしたし、自分も認めたくないだけで本当なんだと薄々わかってきていました。

 

こち亀ファンだった自分としては、最終回がちゃんとある事の素晴らしさ、秋本先生が達者なうちに連載が大団円を迎える事の嬉しさはある反面、目玉を描くだけの大御所先生になってもいいからずっと続けて欲しかったというのが正直な所です。

 

9月3日はちょうど友人と映画「君の名は」を観に行っていたのですが、前半はそのニュースが頭を駆け巡って集中できませんでした。後半はジェットコースターに乗ってるかのごとく汗やら涙やらが出るほどのめり込みましたが・・。一時こち亀終了を忘れられるほどだったので、かなりお勧めの映画です。

 

友人もこち亀ファンだったので、映画の後で最終回予想や初期のマニアックな話をしました。こち亀ファンの共通点として、誰もがひそかに「自分が一番のこち亀マニアだ」と思ってる事が挙げられると思います。

 

生まれた時から既に本棚にあって今でもそれが変わらない漫画でした。学校でいじめられた日も会社で失敗した日も、読むとリセットできました。本当に擦り切れるまで読んでました。

ある意味、こち亀が終わるという事は、これからの人達がまた新しい波を作っていってほしいという秋本先生からの願いだと思います。それが漫画なのか、まったく新しいものなのかはわかりませんが・・。

 

でもやはり寂しいですね~。

秋本先生の新連載か不定期連載、始まって欲しいです。