普段ドラマをあまり観ないのですが、久しぶりに「リーガル・ハイ２」を観てハマってしまい、まだ１とスペシャルドラマ版を観ていなかったので、DVDであれよあれよという間に全部鑑賞してしまいました。
主人公の古美門は儲け主義で卑怯でひどい性格なのに何故か共感したり可笑しくみえます。特に「誰もが心の中で思っていても声には出せないようなこと」を流暢に言ってのけ、大体はやり返されて凹むのですが、最後は勝つ！というのがとてつもなく気持ちがいいんです。また、毎回視聴者を騙すような仕掛けがしてあり、予想を覆されるラストが魅力です。脚本の古沢良太さんの頭の中はどうなっているのでしょうか。
所々にある名作のオマージュにも（ややブラックですが）笑いが止まりません。時代劇関係の俳優さんが何故か多く登場し、それぞれの出演作のBGMがかかったり、金八先生の真似で、生徒を罵倒したり。奥さんと二人でこのシーンは～だと言い合いながら観ています。特にロッキーのシーンがツボでした。
あまりにも有名？な「やられてなくてもやりかえす!誰かれ構わず八つ当たりだ!」というセリフはまだ観ていないのですが（2期の1話目だけ見逃してしまったのです(ﾉ_･｡)）これからも古美門先生の傍若無人ぶりを観ていこうと思います。