卒アル | 歩こう~♪前向いて!

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発達に凸凹があったっていいじゃぁないか!
みんなちがって みんないい。
前向いて歩こう♪

本日、2記事目です(*^^*)




今日、くぅが卒アルをもらってきました。


個人写真。。。


とても固い表情の くぅ。


どの写真も。。。

固い。。。




「くぅさん、表情が固いわね。」


くぅ
「どういう顔して良いのかわからないのよ。笑ってって言われたって、わかんないわ」



「そうだね。わかんないよね。」



くぅには、
その場、その場の雰囲気に合った表情を作るのが苦手です。

それに、
居心地の悪いクラスなら、尚更です。


家庭では、写真撮るとき
私が
「くぅちゃん、ニタァ~(*≧∀≦*)」
と、声をかけたりもしてます。


自然の笑顔が撮れたときは
宝物にしたいくらい♪


写真って
変に意識しちゃうみたいで

年々、自然な笑顔が向けられなくなっている くぅです。




卒アルのページをめくっていくと。。。


過去の写真になりました。



1年生~3年生

くぅは、弾けんばかりの笑顔が
そこにありました。


まだ、なんの違和感もなく
毎日 楽しく過ごしていた時期。。。


学年が上がる毎に

表情が固くなった くぅ。


生き難さ。。。感じた高学年。



卒アルには、

くぅの辿った軌跡がありました。



高学年。
唯一、笑顔で映っていた臨海学校での写真。

まだ、友活に希望を持っていた頃の貴重な写真。

今となっては、
そこ後...信じていた子に、冷たくされて
2度目の人間不信に陥った メンバーとの写真だから、

くぅには、辛い思い出でしかないかもしれないけど。。。

海での、くぅは
満面の笑顔でした。



それ以降。。。


笑顔は消えて

ぎこちない顔の くぅばかり。




最後は、

物凄く!苦労して書いた文集。

とっても小さなマスに沢山の文字を失敗なしに書かなければならなかった文集。


作文が書けなくなってしまい、
私が、書きたい内容を聞き取り箇条書きにして書き出してサポートした文集。


まるで、1年生が書いたような字だけど
くぅの想いのこもった文集となりました。


他児の中には、大人顔負けの美しい字を書く子や、小さなマスにさらに!小さな字で書く子。全く乱れない字の子。

十人十色。


昔は、同級生の書く字を見て、
正直。。。落ち込んだりもしたけど

文集は、
素直に上手~!綺麗!って思えたし、
綺麗な字を書く【得意】を持っている子。

そんな感じに思えるようになった自分にも驚きました。







くぅは、
最後まで、私と卒アルを見ていました。


何を思っていたのかな?


そんな私...目線の質問は野暮。。。だね。


初めから

気がついていました。


くぅの異変に。。。



くぅは、
淡々と見ていました。


過去には振り返らない。


心のシャッターを閉めていた。



それでも、
しっかり見ていました。



感情というフィルターを通さずに
見ているのが、わかりました。



多分。。。

離人症に近い感覚だったと思います。



その場から去ることも出来たのに。

動画や、ゲームに過集中してれば良かったのに。

わざわざ、私に卒アルを渡し
一緒に見ていた くぅ。

学校でも、見たと。。。


淡々と くぅがどこにいるか
伝えてきました。


他人事のように、
1年生の頃と 今。

こんなに変わってる!

自分やクラスの子達を見比べていた。




何故?

くぅはそんなことをしたんだろう。


離人。。。してまで。。。



私と一緒に卒アルを見てたのは

くぅであり、くぅではなかった。








「この卒アル...どうする?くぅが持ってる?」


くぅ
「( ̄ー ̄)。。。ママがどこかに しまっておいて。」



「了解」




多分。。。


くぅが好んで開く事は。。。ないだろうな。



くぅは一通り、私が卒アルを見終わると
動画を見始めました。

ケラケラ(*≧∀≦*)笑う くぅ。


いつもの くぅが、そこに居ました。






椅子の上に ポンっ。。。と置かれたままの卒アル。


私は触れる気持ちには なれなくて。。。



それでも、

明日の朝、くぅが目覚める前には
アルバムの棚に入れます。


くぅが辿った軌跡。。。

くぅの記憶から消えても。


私が忘れないように。。。
記憶の保管庫へ。。。