らくび(ハンガー反射)について(2) | ジストニア痙性斜頸な日々(病院、治療、その他)

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2016年にジストニア痙性斜頸を発症し、未だ闘病中のアラフィフな元サラリーマンのメモ代わりのブログです。令和を記念して、ブログを始めますが、不定期に気ままに書きます。

こんにちわ。

 

以前、お知らせしましたハンガー反射に関して、

100円ショップで針金のハンガーを見かけた

ので、買って試してみました。

(7個で110円でした。)

 

 

 

以下の文献に

ハンガー反射の不思議

 

19例の回旋性の頸部ジストニアのデータが集計され、

その結果、3か月後の有意な改善がみられた。

3か月後でも装着することでさらに症状の改善が得られていた。

 

という記述がありましたので、

私も今のところ8/4~9/3の1か月間で

食事中に被るなど1日Total 30分以上

ハンガー被って実験中です。

 

ハンガーの被り方は以下のような感じ。

私の症状の1つに右回旋があるので、

ちょうど以下を真似てやっています。

 

 

文献の実験は、実際には

もっと開発が進んだ以下のようなポータブルな装置

だったようですが。

 

 

正直、1か月間やってみた感想は、

ハンガーそのものを被り続けるのは、無理がある。

頭の当たっている箇所が痛くなったり、

ずれたりするので。

 

装着時には確かに左周りへ誘発されるのですが、

次第に右へ行ったり左へ行ったり、

さらに私は前屈、後屈、側屈の症状オンパレード

なので、頭がグルグル回る感じにもなり、

正直あまり合わないようです。

(ハンガー自体で試しているというのもありますが)

 

 

正規に売られているデバイス(らくび)は、

お値段もそこそこしますし、

回旋用、前屈用両方必要になるため、

とても買ってみる気にはなれません。

 

症状がある程度一定している人か、

初期の軽症の方でボトックスが効かない

人などには有効な手段なのかもしれません。

 

また、

ハンガー反射は頭だけでなく、

手首・足首・腰にも起こることが判明した。

とか、
頭部だけでなく全身の疾患に対しても効果がみられる

可能性がある。

 

という記載もあるため、

今後の研究に期待したいと思います。