「石膏像図鑑」 9月1日より販売開始いたします | きょうの石膏像 

「石膏像図鑑」 9月1日より販売開始いたします




待ってくださっている方がそれほどいらっしゃるとも思っていないのですが、一応、お待たせいたしました(笑)
4月に、このブログでも一度アナウンスさせていただいていた「石膏像図鑑」を9月1日より販売開始いたします
(本日から、もうショップ上には表示されていますので、ご希望の方はぜひ!)


と言っても、あくまで自主的に印刷したものを自社サイトの「石膏像ドットコム」の商品の一つとして取り扱う形です
大変恐縮なのですが、価格は一部 ¥5,400(消費税込・送料込) とさせていただきました。小部数での印刷のため、どうしてもコストが高くなってしまいます。どうぞご理解ください。

最初の一か月の9月中に限り、20%オフの¥4,320(消費税込・送料込)にて提供させていただきます。ご検討いただけるようでしたら、ぜひこの期間にご注文いただけますよう、よろしくお願いいたします




こちらからご購入いただけます → 「石膏像図鑑」の商品ページ





以下、4月にアップした記事内容を再度貼っておきます。参考にしてください

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昨年の秋くらいから、このブログの更新がほぼお休み状態になってしまったのは、こちらに取り組んでいたからです
2009年から、この石膏像ブログはスタートしたんですけど、昨年までにかなりの情報の蓄積が進んで、そろそろ紙媒体にまとめてみたいなと思い立ったのでした

最初は過去の記事をワードにコピーして、不要な口語調の部分を削除してゆけばそれなりの文面になると思っていました。ところがいざ始めてみると、情報が不足している部分がたくさんあって、結局ほとんどの記事をゼロからまとめ直すような作業に発展してゆきました

僕の工房で制作できる石膏像はだいたい500弱の品種があります。その中で胸像、半面、首像など同一の彫像をカットの仕方でそれぞれカウントしているものがあったり、幾何形体(特別な解説が不要の製品)なんかもたくさんありますから、実際に記事として解説するべき彫像は200種類くらいだと思います(どうしても来歴が不明な石膏像も30くらいあります)

この200種については、かなり有益な資料としてまとめることが出来たと自負しています
日本国内で、これまで石膏像の由来について解説した唯一の書籍として「恋する石膏像」(視覚デザイン研究所編)という良書がありましたが、この本で解説されているのは美術大学入試問題として頻出する27種類の石膏像についてのみでした。この数字と比較していただければ、今回の200種という規模がどれくらいのものかご理解いただけると思います

昨年の8月くらいからほぼ毎晩この作業に没頭し、土日はなるべくパソコンの前でという修行僧のような日々を送り、原稿として形になったのが2月初旬くらいだったでしょうか。もちろん正式な出版物になるようなものではありませんので、印刷も自分で取り組みました。
近年は、オンラインで印刷物の依頼を受けてくれるサイトがたくさんあって、僕はその中から「製本直送.com」さん(http://www.seichoku.com/)というところを選びました。こちらは原稿データの送信、サイズ、紙種など、すべての作業がサイト上で完了するようになっており、何より一冊から印刷してくれるという有り難い会社です。まずは一冊テスト版を印刷し、その後ある程度の部数をお願いしました








全383ページでオールカラー。可能な限りオリジナル彫像の写真を掲載するように努力しました。解説文はブログのような口語調ではなく、できるだけ圧縮したソリッドな文章にするように心がけ、本当に必要な情報をコンパクトにまとめるようにしています

僕の石膏像工房のカタログという側面もありますが、それぞれの石膏像についての詳しい解説は、日本国内で販売されるほぼ全ての石膏像についての「図鑑」として十分に機能していると思います








「石膏像ドットコム」は、日本で唯一の美術石膏像専門の販売サイトです。約500種の多様な商品ラインナップを取り揃え、3つの販売チャンネルをご用意して皆様のお越しをお待ちしております。以下のリンクをクリックすると、それぞれのショップに入ることができます



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