A-383 レダ
A-383 レダ H.27×W.14×D.12cm
マイヨール(1861-1944年)は、フランスの南端、スペインとの国境近くの町バニュルス・シュール・メールに生まれました
当初は画家となることを目指しパリのボザールで学びますが、アカデミズムに基づいた教育方針に失望し、ボナールなどのナビ派の画家たちと親交を深めました。その後は故郷の町へ戻り、タピストリーや絨毯の工房を営んでいましたが、40歳頃から彫刻作品に取り組み始めます
1902年に、当時の有力な美術商であったアンブロワーズ・ヴォラールの店で開催された初の個展に出品された「レダ」は、ロダンから絶賛され、以降マイヨールは彫刻家の道を歩むことになりました
その後40年近く彫刻家としての制作活動を続けましたが、彼の取り組むテーマは一貫して裸婦像でした
「レダ」とは、古代ギリシャ神話に登場する人物で、スパルタ王テュンダーレーオスの妻とされる女性です
かねてからその美しさに目をつけていたゼウスは白鳥に変身しレダを誘惑し、密通によってレダは卵を産んだとされます
そこから生まれたヘレネ―、クリュタイムネストラなどは、あのトロイア戦争の物語の登場人物となりました・・
仏・ストラスブールの美術館収蔵 ブロンズ製の「レダ」 石膏像の原形
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