愛犬サニーからもらったもの 1 | 悩ましい毎日から本当に望む人生に変化させるストレスクリアコーチング

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みなさま
こんにちは。

滋賀でビリーフチェンジセラピーを使って
悩みの根本解決のお手伝いをしています。

心理セラピスト
福井明美です。



お久しぶりです。

ブログの更新がなかなかできませんでした。

今日のブログはプライベートな内容ですが
文章にしてアウトプットすることで
心の整理になるだろうと思って
思いつくままに書いてみたいと思います。


我が家で飼っていたトイプードルのサニーが
2月29日23時40分に息を引き取りました。

享年11歳でした。

フェイスブックには書いたのですが
やはりまだ辛いですね。

サニーは1月に11歳になったばかり。
まだまだ生きてくれると思い込んでいました。

でも2月に入って
吐くことが続きました。
少し熱もあったのでいつもの動物病院へ
連れていきました。

血液検査をすると
白血球の数値が異様に高いことが「わかりました。

何度も誤飲したことがあるので
また今回も?と疑いましたが
検査をしても異物を飲み込んだ形跡はありませんでした。

じゃあどこに炎症が?
調べてもわかりませんでした。

先生はやはりCT、MRIで調べないとわからないと
言われたので、紹介してもらったのが
岐阜大の付属動物病院でした。

だんだんサニーも元気がなくなっていたので
連れていくことにしました。

できるかぎりの検査をしてもらい
CTでわかったのは
肺と肝臓と脾臓に病変があるということでした。

腫瘍かもしれないということで
生検検査をしてもらったのですが
腫瘍ではないということがわかりました。

そのことだけはホッとしましたが
病名はまだわかりませんでした。

感染症の疑いがあるので
とにかく抗生物質を投与するしか方法は
ありませんでした。

不安な気持ちで帰ってきましたが
とにかく毎日病院へ行って
抗生物質の注射に通いました。

長女がいる日は一緒に行けたのですが
どうしても大事な試験がある二日間は
私が必死になってサニーを連れていきました。

普段の私なら1人でとても連れていけないと
思っていましたが
サニーの命がかかっているなら
どんな労力も惜しまないと思えました。

そんな気持ちでいれば
なんとか連れていけました。
自分が勝手に無理だと決めつけていたことが
よくわかりました。

サニーは普段はとても食欲旺盛な子でしたが
どんどん食べなくなっていきました。
そんな姿を見るのが本当に辛かった。

少しやわらかいフードを買って
食べさせてみたら
すごい勢いで食べてくれました。
その姿をみていると
この子はまだ生きようとしている。
だからやれることはやろうと思えました。

熱も少し下がってきたので
峠を超えたんだ!って思って
本当に嬉しかった。

試験で遠くに行っていた娘にも
このことを報告したら本当に喜んでいました。

サニーは長女が小学校5年生次女が3年生の時に飼いました。
そのころは私が脊髄の生検手術を受けて
私の体力もかなり落ちていて
いろんなことが不安な時でした。

トイプードルを前から飼いたくて
初めて飼うことになったのがサニーでした。

名前を付けるとき
我が家の太陽のような存在になってほしいという
願いを込めてサニーと名付けました。

サニーはまさにそのような存在になってくれました。

特に娘たちの不安な気持ちをいつも受け止めて
くれてました。
我が家に笑顔をいっぱい増やしてくれました。

長女も無事帰ってきて
とても嬉しそうに迎えたサニー。

きっともう大丈夫だと思った。

だけど二日後
ごはんをまったく食べなくなってしまった。

息をするのもぜーぜー言うようになってしまった。

病院に連れていったけど
ステロイドを注射をして様子を見るしかありませんでした。

帰るとどんどん息苦しくなって
横たわるしかなくなりました。

もうその姿を見た時
サニーの終わりが近づいていることを
感じました。

ずっと苦しそうにしているサニーのそばで
私は今までの感謝の気持ちを伝えました。

娘はまだ死ぬわけじゃないのに
そんなこと言いたくないと言いました。

その気持ちも痛いほどわかる。
だけど想像してみた時
サニーが死んだあと感謝の気持ちを伝えたとしても
後悔が残ると感じたのです。

生きている時に
どれだけ愛していたか。
どれだけ感謝しているか。
そのことだけはどうしても伝えたかった。

だから私は伝え続けました。
そのうち娘も泣きながら伝え続けました。

サニーはしんどくて体を動かすのも大変なのに
何度も顔をあげてこちらを見ました。
その目は「ありがとう」
そう言っているように感じました。

見ているのが辛くなる瞬間が何度もありました。
でも必ずそばにいてあげようと思いました。

すると体など動かす力もないのに
サニーは突然立ち
娘の膝の中に入ったのです。
いつもサニーは娘の膝の間に入るのが大好きだったのです。
びっくりしました。

そしてサニーの最後の瞬間は突然やってきました。
見ているのが恐かった。
娘も怖くてパニックになりそうでした。
だけどまだサニーはかすかながら息をしていたのが
わかったから、
娘に落ち着いて!と言って
最後まで見てあげようと言いました。

もうほとんど意識がないようでしたが
辛かった。
そしてサニーは静かに息を引き取りました。

立派でした。
泣き言ひとつ言わず
死を受け止めていきました。
こんなふうに動物は死んでいくんだよと
教えてもらったようでした。

辛かったけど
あれ以上苦しむことなく
やっと今楽になったのだと思うと
よかったねと言ってあげたくなりました。

病院が大嫌いだったから
辛い思いをさせました。

もう大嫌いな病院に行かなくて済むね。
よかったね。

好きなものもお腹いっぱい食べられるね。
大好きなお散歩もいつだって行けるね。

サニーは幸せな国へ旅立ったけど
悲しみは次から次へ押し寄せてきました。

今日はここまでにしておきます。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。


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