この詩を聞いてください。 | 悩ましい毎日から本当に望む人生に変化させるストレスクリアコーチング

悩ましい毎日から本当に望む人生に変化させるストレスクリアコーチング

本当の自分に気付き現実を確実に変化させるコーチング技術です

おはようございます

今日はこの詩

「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」

衝撃的な言葉ですよね。

私がこの本を知ったのは去年のことです。

友人が教えてくれたのですが

本を読んだ時は涙が溢れて止まりませんでした。

私自身が足の不自由を感じているので

尚更、自分とだぶる部分がありました。

まずは、詩を紹介しますね。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

ごめんなさいね おかあさん

ごめんなさいね おかあさん

ぼくが生まれて ごめんなさい

ぼくを背負う かあさんの

細いうなじに ぼくはいう

ぼくさえ 生まれなかったら

かあさんの しらがもなかったろうね

大きくなった このぼくを

背負って歩く 悲しさも

「かたわな子だね」とふりかえる

つめたい視線に 泣くことも

ぼくさえ 生まれなかったら

ありがとう おかあさん

ありがとう おかあさん

おかあさんが いるかぎり

ぼくは生きていくのです

脳性まひを 生きていく

やさしさこそが 大切で

悲しさこそが 美しい

そんな 人の生き方を

教えてくれた おかあさん

おかあさん

あなたがそこに いるかぎり

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

これは、昭和35年に生まれたやっちゃんという

少年が書いた詩です。

やっちゃんは小児麻痺でした。

手足が不自由な上に、

言葉まで自由に話せませんでした。

この時代に障害を持って生まれたことは

あまりにも過酷だと感じます。

今でこそバリアフリーという言葉が

少しづつ理解されるようになりましたが

その頃の人々の反応は

知らないというだけに

ひどい反応だったのでしょう。

だからこそ、このような言葉がやっちゃんから

心の叫びとして発せられたと思います。

やっちゃんは言葉も不自由だったので

アイコンタクトをとって

OKだったら目をぎゅっとつぶり

違っていれば舌を出してノーのサインを出しながら

気が遠くなるような時間をかけて

この詩が出来たのです。

この詩が出来て、その2ヶ月後に

やっちゃんは天国へ旅だちました。

享年15歳です。

こんなせつないことがあるでしょうか。

きっと見た目は話すことも自由にならなかったことから

何を考えているのかわからなかったと思います。

ですが、この詩を見ると

しっかりとやっちゃんは意識があって

それも凄い魂を持っていて

それなのに、表現が出来なかった。

どんなに辛い状況だったでしょう。

ひどいことを言われて、すべてそれを黙って受け止める。

想像を絶する人生だったと思います。

この本には

やっちゃん以外にも

障害を持ちながら必死で生きた子たちの

心の声の詩が載っています。

また紹介させて下さい。

私は去年、福祉学校で授業をさせていただきましたが

この詩を紹介させていただきました。

だけど、最初から感極まって泣きながら

この詩を読んでいる私でした・・
(・・。)ゞ

生徒さんたちはちょっと引き気味で・・・。

この前、友人のやえやえさんから送っていただいた

ブレスレットとともに入っていた冊子

「涙と感動が幸運を呼ぶ」

この冊子にも、やっちゃんの詩が載せられていて

感動しました。

この冊子も素晴らしいです。

興味がある方は

(株)モミモミカンパニー 矢島実

検索してみて下さい。

こんな詩を書かなければいけない時代は

もうなくさないといけませんね。

みんな違って

みんないい。

最後までお読みいただきありがとうございます


素敵な1日を