おはようございます
今日は朝から暑いです～
貧血でフラフラしますが、気合いで
乗り切ります！
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
前回の続きです。
手術後、背中を切っていることから
しばらくずっと仰向けで寝ている状態が
続きました。
痛みはなかなか引きません。
そんな時、友人が病室を訪ねてくれました。
ですが、声も出せないほど痛い。
せっかく来てくれたのに、「ごめんね」
そう言うのがやっとでした。
友人は私の手をぎゅっと握ってくれて、
「こんな細い手でようがんばったなぁ」
そう言って泣いてくれました。
私は心の中で、この友人とどんなことがあっても
私はずっと彼女を信じきっていくと誓いました。
家族にも言われなかった言葉だったから
本当に嬉しかったのです。
そして、そろそろ体を起こしてみましょうか、と
看護師さんに言われ、体を起こすと
背中にひどい激痛が走ります。
これもつらかったですね。
お腹の痛みも背中の痛みもなかなか引かず、
看護師さんに伝えても、あまり痛みに真剣に
向き合ってもらえませんでした。
四六時中痛いので、椅子に座っている時、
ノートに必死ににこちゃんマークの絵を描き続けて
いました。
気を紛らわせるためにです。
そして、痛いところに意識を持っていくと
余計に痛いので、ふとももに爪を思いっきり立てて
痛みの場所を変えてみるようにしました。
ふとももは傷だらけですが。
すると、看護師さんが偶然部屋に入ってこられて
私の異様な状態を見て、
「そんなに我慢しなくていいのよ！」と言って
抱きしめてくれました。
そこで、やっと強いめの痛み止めをくれました。
やっと痛みがマシになってきたので、
歩けるかどうか確認しようと歩いてみました。
少し機能は落ちたようですが、なんとか歩けたので、
心からホッとしました。
なんとか前の状態に戻すため、
必死で足の上げ降ろしを続けました。
その甲斐あって、以前と同じ状態に戻ることができました。
生検の結果は脊髄腫瘍 星状細胞腫 ステージ２と判明しました。
不思議と、やっと病名がついたということでホッとしている自分が
いました。
結局、腫瘍が細胞に浸潤しているため、
何もすることが出来ないことが判明して
しまいましたが、なんとかなるという
根拠のない自信だけはありました。
まだ歩けるということが、自分の支えであったと思います。
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
今日も素敵な一日をお過ごし下さいね