20年前の日記再掲示。
2001年9月13日の日記です。
■2001/09/13 (木) 捕虜、文盲、支援プログラム
夜はまたHA氏の家に呼ばれた。
HA氏の家にはJATVがあるので
日本語でアメリカのテロのニュースを見ようということであった。
ドイツのテレビを見ていていても、ドイツ語ができないので理解できない。
時々「わたしは知らない。」とか「残念ながらできない。」
などというのは聞き取れるのだが、ほとんど他はわからない。
昨日「Saving Private Lyan」をやっていた。
アメリカ兵とドイツ兵の戦争だから、捕虜と話すときは話が通じず、通訳を通して話をする。
実際映画館で見た時はそうだった。(イギリスで見た。)
ところがドイツで放送されているのでドイツ語の吹き替えになっている。
当然アメリカ兵もみんなドイツ語だ。
通訳を通して話をする場合でもドイツ語で言って
それを通訳がドイツ語で言ってドイツ人がドイツ語で答えるのだが、
良く考えると何か変である。
まあ、話が通じていないとわかって見てる分には問題ないのだろうけれど。
ドラマを見ても良くわからないが、面白いと思うのはドイツのCMだ。
CMはイギリス、オランダも面白かった。
CMは言葉がわからなくても意味がわかる。
最近びっくりしたCMは文盲のCMである。
男女二人が愛し合って朝を迎える(この表現ちょっとえっち)。
女の人のほうが起きて、バスルームに行く。す
るとバスルームの鏡一杯に「愛している!結婚してくれ。」というようなことが
(当然ドイツ語がわからないから何が書いてあるか本当はわかりません)書いてある。
女の人は泣きながら男の人がいるベッドへ戻る。
男が「見てくれたかい?」みたいなことを言う。
(これもしつこいですがドイツ語がわからないので想像です。)
すると、女の人はうれし泣きと思いきや「わたし、わたし、….」といって泣いたままである。
その後でテロップが「ドイツには今も400万の人が文字を読めないでいる。」
何をCMしているのかわからないが(文盲廃絶支援プログラムか?)なぜか心に残る。
女の人は字が読めなかったのだ。(頭悪そうに見えないが)
字を読めない人がドイツでも400万人もいるのかと思ったが、
ふと気がつくと自分もそうだった。
僕が読めるようになれば399万9999人に減るのであった。
是非プログラムで支援してほしい。
□□□
解説します。
HA氏の家で日本語でテロのニュースを見たんですね。
このときは出張禁止だったので比較的時間があったのでしょう。
文盲の話は多分CMの女性はドイツ語がわからないと言うことだと思います。
そういう人はドイツにたくさんいるだろうなあ。
難民も多数受け入れているし。
日本はそういうことが日常でないのが良くないよね。
今日のビールはTokyo Craft IPAです。
スーパーで見かけましたが限定醸造のTokyo Craftがありました
強烈な香りと力強い苦味のIPAとあります。
IPAだと買って飲んで見ないと。
飲んで見ると間違いなく苦味の聞いたIPAでした。
なかなか美味しいので箱買いしたいくらいです。
ただし醸造大手が勧めるクラフトビールってと言う思いはあります。