20年前の日記再掲示。

2001年3月30日の日記です。

■2001/03/30 (金) アロマティック、デュクサム、オマール海老 

先日お客さんと行った中華料理屋で久しぶりにアロマティック ペキンダックを食べた。

このアロマティックが付くペキンダックはイギリスの中華料理屋でしか食べられない。

日本や中国で正統なペキンダックを食べたことが無いが、

日本の高級中華料理屋で食べたことのある彼女の話しによると、

本当はカモの皮しか食べず、それを餃子の皮のようなもので

包んで食べる(これは同じ)のだそうだ。
イギリスのアロマティックペキンダックはカモの肉も一緒に食べる。

注文すると、大きな皿に皮つきカモが半分になって載ってくる。

それをウエイターがナイフとフォークでさくさくと細かくしてくれる。

それをねぎときゅうりの細切りと一緒にちょっと甘いソースをかけ、皮で包んで食べるのだ。
味と食感は強い火でかりかりにした皮と肉という感じである。美味しいので僕は好きだ。
イギリスの中華食材屋に行くと、このアロマティックペキンダックが冷凍で売っている。

さらに包む皮も色々な種類が売っている。

この皮はいろいろ使えて便利なのだ。家でファヒータ風にしてもよい。
一度マークス&スペンサーで冷凍のアロマティックペキンダックを買って食べた。

£6だったと思う。
味はまあまあだが、肉の量が少ない。

ただ、ドイツで思い出したように食べるのはいいかもしれない。今度買って来よう。
イギリスの中華にはDuk sum(確かこんなスペル)というのがあって、

挽肉のいためものをレタスに包んで食べるのもある。

ドイツには無いが、どうしてなのだろう。
今日はオマールを解凍して食べる。

オリーブとオマールのカクテルサラダとオマールのパスタにした。
ワインはイギリスで買ったMouton Cadetの赤と

Oltrepo' PaveseのPinot Grigioの2本を空ける。

 

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解説します。

北京ダックもDuk Sumもその後中国で食べました。

中国の北京ダックも結局は肉の部分も食べてましたね。

クーネルが食べた北京ダックってよほど高級だったか

日本独特なのかもしれないです。

Duk Sumは広州料理でした。

呼び方も広東語みたいですからね。

 

今日の日本酒は巻機 高千代酒造です。

 

 

日本酒62で紹介した高千代酒造です。

高千代酒造の純米吟醸酒は「巻機」といいます。

「巻機」でマキハタと読みます。

やはり純米吟醸なので私の好きなタイプの酒でした。

ほんのり甘みの感じる辛口のお酒です。

結構人気がでそうなお酒です。