20年前の日記再掲示。
2001年1月18日の日記です。
■2001/01/18 (木) キリストの肉と血、地峡、烏賊
イタリアに出張した。
ローマまで飛び、車で3時間程移動しアドリア海側まで行く。
目的地はランキアーノという町だ。
ランキアーノには大聖堂があり、
キリストの肉と血と言われているものがまつられている。
パンフレットによると、キリストはAB型だったらしい。
(血と肉が本物ならば)このため、ランキアーノはイタリア人にとってかなり有名な町らしい。
ヨーロッパではトリノの聖布ほどは、一般に知られていない。
イタリアには地峡というのがぴったりの地形が多い。
日本では底に川が流れていて、河岸段丘になるのだが、イタリアでは川無しで地峡ができている。
ランキアーノもアドリア海から延びる地峡の終わりの山にある町だ。
そしてその地峡の終わりにはこの大聖堂が立っている。
とても威厳がある。
ランキアーノに出張するときは2つの方法がある。
夕方空港のホテルに泊まって、次の日朝早くランキアーノまで行く方法と
夜、ランキアーノまで行って泊まって、次の日にお客さんと打ち合わせする方法だ。
今回は後者を選んだ。
というのはランキアーノのExcelsior Hotelのレストランがすばらしいからだ。
今日はスターターに烏賊刺しを頼んだ。
生の烏賊にオリーブオイルとにんにくをかけたものだ。
日本人用に醤油も置いてある。ちょっとだけ醤油をかけて食べる。
セカンドはボンゴレのパスタにした。
ぷりぷりした麺がちゃんとアルデンテになっている。
辻氏によれば、イタリアでいろいろ食べたが、
ここのパスタよりうまいところはないとのことだった。確かにそう思う。
メインはラムチョップにした。
これに地元のワイン30000リラを入れて二人で90000は安すぎる。
地元のワインは厚みのある、ふくよかな味わいの赤だった。
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解説します。
イタリアのランキアーノ。
いまだによく思い出します。
デチェコのパスタの里なのでパスタがおいしい。
ランキアーノのホテルのレストランはマジでうまかったです。
懐かしいですね。
今日のシュワシュワはPoggio Fiorito Lambrusco Rossoです。
Lambruscoの甘くないSeccoでもいろいろ種類があるらしく、
今回はPoggio FioritoというところのLambrusco Rossoです。
やはり甘くないLambruscoはおいしいですね。
普通の赤ワインはもたれるんですが
シュワシュワの赤はなぜか大丈夫です。
EmiliaとあるのはEmilia-Romagna地域のことらしく。
Bolognaの周りがその地域のようです。
Vivino評価は無しですがグローバル平均購入単価は1393円でした
Vinicaの評価は一名のみで2.5点でした。
輸入元は株式会社都光です。