20年前の日記再掲示。

2001年10月1日の日記です。

 

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2001/10/01 (月) チェコ、濃霧、高速使用権未払い 

ドレスデンからミュンヘンに帰る途中プラハに寄ることにした。

ドレスデンからは2時間ほどでいく。

ドイツ国境までは高速になっていないので、普通の一般道を走っていく。

だんだん山が迫ってきて国境は峠のようなところだ。

途中から霧が出てきて国境の検問所では霧であたりが全く見えなくなっていた。

これほど濃い霧のなかを運転するのは初めてだった。

なにしろ5mくらいしか視界がきかないので、

前で車が止まっていたりするとぶつかってしまいそうだし、

道がどうなっているのかもわからないくらいなのだ。
東ドイツの田舎は西側と比べると、屋根の色、壁の色など統一されていなく、

古い感じがしてなにか貧しく見える。

チェコに入るとさらにそれを貧しくした感じだ。

標識も何もチェコ語だからさっぱりわからない。

レーゲンスブルグから入ったときは

国境にハイウエーのフィグネット(高速道路使用券)が売っていたのだが、

今回は国境になかった。

両替所もない。

しかたなくそのままプラハに向かった。

すると途中で高速道路になったところに警官が待ちかまえていて、車を停められた。

スピード違反でよく外国人を捕まえるというのは聞いていたのでやられたと思った。

するとなんとフィグネットが無いというので捕まえたのであった。

僕らの後ろの車も捕まっていたので、車のナンバーを見たらベルリンだった。

どうやらドレスデンから来たドイツの車をターゲットにしているらしい。

警官は500コロナ払えという。2000円くらいだ。

チェコの金を持っていないといったら、じゃあ、国境で出るときに払えと違反切符をもらった。

せっかくの旅行にミソがついてしまった。

でもまあ2000円だし。
プラハでは勝手がわかっているヒルトンに車を停めて、延々と王宮まで歩いて観光する。

途中僕らがイングリッシュスクエアと呼ぶところで昼食をとる。

王宮では黄金の小道でお茶を飲む。

駆け足だったけど彼女の母親には良い経験だっただろう。
 

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解説します。

ドレスデンからプラハへ向かう道の濃い霧は未だに記憶があります。

あとにも先にもこんなに濃い霧に遭遇したことはありません。

本当に数メートルしか視界が効かない状況でした。

また、チェコの警察に違反切符をもらったのも良く覚えています。

このときプラハは2回目だったのでホテルの場所などもよくわかっていました。

それにしても当時Naviがなかったから

よくプラハ市内を走ったなと思います。

 

今日の日本酒は玉川酒造の玉風味です。

 

 

このお酒もワンカップが売っていたので買ってみました。

飲んでしまってから写真を撮っているので

うわ蓋が曲がっていますがあしからず。

 

お酒らしからぬネーミングですが

お酒自体は新潟のお酒という感じの

さっぱりして辛口のお酒です。

玉川酒造は新潟県の魚沼市にある醸造会社です。

1673年創業の会社だそうです。

他の酒も飲んでみたくなりました。