20年前の日記再掲示。

2001年10月8日の日記です。

 

□□□2001/10/08 (月) 書類の山、値、NATO 

月曜日だが日本が休みなので静かな日である。

HA氏も今週一杯は休むだろう。
先週末、とてもばたばたして、やりかけの仕事を残して出かけたので仕事がたまっている。

朝一番に今日やる仕事を順番に机の上に並べてみる。

あまり多さに気持ち悪くなる。

席を立ってまずコーヒーをいれて机に戻り、書類の山を見る。やれやれだ。

彼女が「ブッシュが我々の仲間として、イギリス、フランス、ドイツの名前を上げたけど、

日本の名前をあげなかったのはどうしてか?

日本だってお金をだしたりして協力しているはずだ。」と言った。

彼女の質問はいつも鋭くて本質を突く。

「日本は兵隊を出していない。お金だけだ。

お金だけ出して血を差し出さない国は嫌われるんだ。」と僕は言った。

「そんなのひどいじゃない。日本は出したくてもだせないんだから。

だったらお金もださなければいい。

出して嫌われるんなら。」

こういう意見にはどう説明するべきだろう。

僕もよくわかっていない。
湾岸戦争でも日本は国民一人あたり2万円ほどのお金をだしたのに、

(それだけのお金を出したのは日本だけ)全く感謝されなかったことも知っている。
そのときふと思った。

どうしてアメリカ(連合国側と言い換えよう)は日本に戦争の放棄をさせておいて、

ドイツにはさせなかったのだろう?

ソ連への抵抗のためだったのだろうか?

それなら、どうしてソ連への対抗として作ったNATOは北大西洋に限定しているのだろう?

なぜ日本も含めてNATOではいけないのか?
僕は法学部で憲法を専攻したのでこういう類の本は何冊が読んだのだが

このような視点で書かれたものは無かったと思う。

だれか回答してくれないだろうか?

 

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解説します。

このブッシュのコメントというのは多分同時多発テロに対して

協力してくれる仲間、あるいはアルカイダなどの反グローバルの勢力に

一緒に対抗してくれる仲間という意味だったかと思います。

尚、第二次世界大戦の後ドイツの軍隊は解体されて

再度ドイツ連邦軍が作られるのは1955年でした。

日本と同じく、近隣諸国はドイツが再度軍隊をもつことには

懸念を表明したようです。

日本と同じく、対共産主義、冷戦た高まりから

ドイツに連邦軍を作ることが国際的にもみとめられたようです。

 

今日のビールはBrewdog Elvis Juiceです。

 

Brewdogの第三弾です。

Elvis Juiceという名前ですが、

缶に小さい文字で Grapefruit Infused IPAと書いてあって

確かにグレープフルーツの味がするビールになっています。

 

IPAとあるので苦みも効いているかと期待しましたが

どちらかというとグレープフルーツの香りが強く、

ビールというよりは名前のとおりジュースのようでした。

輸入者はブリュードッグカンパニージャパンでした。