20年前の日記再掲示。

2001年5月19日の日記です

 

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長い出張が終わってようやくローマから自宅に帰る。
范さんとの話でおもしろかったのは、パソコン用語は漢字でどう書くのか?という話だった。

インターネットは国際電網だったかな?そういう漢字が既に使われているということだった。

じゃあWindowsとかExcelとかはどう書くのか聞いたところ、そのまま英語を使うらしい。

もう外来語に漢字をあてるのが間に合わないのだろう。

但し、人名でクリントンとかブッシュとかはきちんと漢字が用意されているらしい。

SteveとかJohnという一般的な名前はどうなのか聞いたところ、

こういう一般的な名前には漢字が音で用意されているとのことだった。

Steveのために漢字でどう書くのかおしえてもらった。(史蒂夫と書くらしい。)

家に帰ってから彼女にその話をしたら、「じゃあ私の名前は中国語でどう書くの?」と聞いてきた。

「あんた、もう漢字の名前持っているでしょう?」ということで笑い話になった。
漢字しか持たない中国語に比べて日本語のなんと簡単なことか。どんどん外来語が増えていく。
日本語と言えば先日読んだコラムに「日本人はもともと漢字が本当の字だという意識があった。

だから、漢字に対して仮の言葉と言う意味で仮名という。」というのを読んで、

なるほどそうか、と思ってしまった。
片仮名も今では外国の言葉を表記する仮の言葉になっている。

日本人はもともとそういうことが得意なのだ。

そしてそもそも外国のものが一番良いものだと、2000年前から考えていたのである。

この意識はちょっとやそっとで直るものでないから、

それが日本人だと割り切ったほうがいいと思うようになった。


今日は家でリゾットとトマト胡瓜バジルのサラダ、茹で卵、えだまめを食べる。
ワインはPinot Grigio Veneto 2000、El Picadorの赤の2本を飲む。
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解説します。

中国語の英語名表記の問題は中国駐在の時も良く感じました。

国際的に有名な人は大体漢字の名前があって、

あるとき中国出張の機内の中で中国語雑誌をめくっていたら

有名なプロゴルファーが写真付きで載っているページがあったのですが

すべて名前が漢字だったので、その漢字名をみても

「あれ?この人なんていう名前だっけということがありました。

例えばフィル ミケルソンが「菲尔米克尔森」とかね。

 

きょうの酎ハイは檸檬堂 無糖です。

 

酎ハイ1の檸檬堂の無糖バージョンです。

カミソリレモンとおなじくレモンははいっているのですが

レモン感が若干少ない感じです。

ただしこれはこれですっきりして飲み口もいいですね。

 

裏面には口上も入っています。

それにしても日本のコカコーラの社長は外国人なのに

よくこんなレトロな絵にしてるよな、って感心します。