20年前の日記再掲示。

2001年5月18日の日記です。

 

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昨日の夜に范さんと別れて、今日は朝からHa氏とヒースローからローマに行く。

ホテルからレンタカーでヒースローまで行き、車を返してから、レンタカー屋のバスでターミナル1へ行く。

ヒースローは以前書いたが実は不便な空港だ。

特にレンタカーの利用客と長期出張の客はターミナルから離れたところに駐車し、

バスで移動しなければならない。

この時間を見ておかないとひどい目にあう。

また、観光シーズンはめちゃくちゃ混んで、大混乱することがあるからこれも気をつけなければならない。

ホテルでは朝飯が出ないので、ターミナルでゆっくりとオムレツを食べる。
ローマから例によって、ブーツを縦断してLancianoという町に行く。

ローマの空港でお客さんが待っていてくれて、車で一緒に連れていってもらった。
夜はLancianoのHotel Excelsiorに泊まる。

今日の夜もホテルのレストランで食事かな?と思っていたら、

お客さんが他のレストランに連れていってくれた。

以前これも書いたがキリストの肉と血がある有名な教会のそばにあるレストランだ。

建物は古くて一見レストランとわからない。

通りに面している扉は一見すると駐車場の入り口見たいだから、

知っている人しかしないない、隠れ家のようなレストランだ。

扉のそばにレストラン Sabatiniとあって、ボタンがある。これを押すと中から開けてくれる。

中に入ってみると、昔ながらのアーチの天井のある雰囲気のあるレストランだ。

ここで出た料理がすばらしかった。

まずすずきのカルパッチョ。

時々ドイツのイタメシ屋にもあるのを見たが、注文したことがなかった。

ここのはマスタードのようなソースですばらしい。

次にイカ墨のラビオリと海の幸スパゲッティを食べた。

イカ墨入りのラビオリを包まずに2枚かさね、中央に具をいれた平たいままのラビオリだ。

これがとてもうまい。メインは手長海老にした。

ワインはプロセッコと白ワインを出してもらった。結局お客さんがおごってくれた。

見積もり出しにくくなるなあ。
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解説します。

毎日あちこち飛び回って忙しいですね。

それにしてもちゃんと仕事していたのかどうか。

ランチアーノには何度か行ったことがあるのですが

ここのレストランの名前がサバティーニだったこと、

料理がおいしかったことなどおぼろげな記憶しかありません。

でもまた機会があればいってみたいですね。

 

きょうの日本酒は柏露酒造の三つ柏です。

 

限定販売の純米酒ということで買ってみました。

値段もそこそこやすかったので。

柏露酒造は新潟県長岡市の酒蔵ですが、

長岡藩のお殿様の牧野家の紋を名前にした酒のようです。

牧野家と何か関係があるのかな?

飲んで見ると辛口なのですが純米酒だけにお米の甘みが最後にほんのり残ります。

甘みは口に残る感じではなく、あくまで飲み口は辛口です。

最近自分のこのみがわかってきて、この「辛口でほんのり甘み」が好きなタイプです。