ここ数日右膝が炎症を起こしたらしく歩くと痛くて痛くて。何も出来なかった。当然自主トレ&リハビリもできず、1日休めば3日分戻らない(というより3日分進行するのでは?)と、勝手に思い込んで1人落ち込んでいました。
 今日あたりから痛みも引いてきたような気がするので明日からまた頑張ります。
 動けない中、願わくばおとぎ話に出てくるような「鏡よ、鏡よ、鏡さん。1年後の私の様子はどんな感じ?」…「3年後は?」「5年後は?」なんていう感じで未来を映す鏡があったらなぁなんてありえない想像をしていました。

 この病は人によって、症状も、進行の速度も違うので【いつ頃には、〇〇になっているでしょう。】という目安がありません。

 だけど動けなくなる前にしたいことや、食べられなくなる前に食したい品々、言っている事が通じやすいうちに伝えておきたい希望が一杯あるけどいつ頃こうなります。という目安がないのでタイミングを逃しそうです。

 亡父も「こんなに生きるはずではなかった。」とつぶやいていたのを聞いた覚えがあります。当時は何を言っているのかよくわかっていなかったけれど、恐らくは病名がわかっても、担当医の話からの情報のみで多くの知識を得る手段もない時代に発症した父は私の大学卒業後、職場を早期退職してしまいました。本人はいつ死んでも良いようにというつもりで、遺影写真や夫婦揃っての法名まで取得していたみたいです。

 それからずっと家にいました。10年も。退屈だったでしょう。父の場合、本当の寝たきりになったのは最期の2年ぐらいだったので(嫁いでしまっていていた私の記憶で曖昧ですが)思い通りに動けない身体で永らえなければいけない運命に計算違いを嘆いての言葉だったのかなと思っています。

 あー未来を映す鏡本当にあるといいのにな。