こんばんは!

 

 

今日は令和6年6月24日に蓮田市議会で質問した、市政に対する一般質問についてご報告したいと思います! 





今日は2問目の「市の防災力強化に向けた取組」にうつり、目次の番、校舎設計の進捗状況・仮設校舎の設置についてご報告しますニコニコ

 

目次

 

 胃がん検診の受診率向上に向けた取組

 

1.直近3年間の受診状況・検診方法・内視鏡検査導入

 

市の防災力強化に向けた取組

 

2.洪水ハザードマップの改定・防災行政無線の活用状況

 

3.災害時の要配慮者の安全確保・民間事業者との連携協力体制


 

PCインターネット中継(録画)



 

 

一般質問【45】市の防災力強化に向けた取組①

 

これまでも議会で取り上げてきました「市の防災力強化の取組み」について、今回の質問では、フェーズごとの課題をピックアップしました。


平時の備えとして、「洪水ハザードマップの改定」、災害が迫るフェーズとして、「防災行政無線の活用」、避難が必要なフェーズとして、「要配慮者の安全確保」、そして、発災後のフェーズとして、「民間事業者との連携協力体制」、それぞれのフェーズでポイントを絞り質問しました!

 


 

  洪水ハザードマップの改定

 

洪水ハザードマップの改定については、令和3年12月議会の一般質問において、"元荒川の治水対策として、市内を流れる元荒川の浸水想定を考慮すべき"との考えから、一般質問で取り上げた経緯があります。

 

✳︎令和3年12月議会のブログ

 

今回、市では、令和6年度当初予算に「ハザードマップ改定業務委託費」を計上し、洪水バザードマップの改定が行われる予定となっていますので、その内容について詳細を質問しました。

 

 

 

改定の経緯

 

質問

令和2年3月に策定された現在の洪水ハザードマップでは、荒川・利根川・小山川の浸水被害を想定して作成されていますが、今回、元荒川や綾瀬川の中川流域を反映することに至った経緯についてご説明ください。

 

回答

丸ブルー令和2年5月、埼玉県が中小河川を対象とした水害リスク情報図を公表しました。

丸ブルー令和3年7月に水防法が改正され、洪水浸水想定区域の指定対象河川が拡大されました。

丸ブルー令和6年5月28日、元荒川・綾瀬川を含む中川流域などが埼玉県により洪水浸水想定区域に指定されました。

 

蓮田市では、埼玉県の水害リスク情報図を基に、WEB版ハザードマップで中川流域の浸水想定区域を反映していますが、印刷物のハザードマップについても情報を更新し、洪水時の適切な避難行動の促進につなげていきたいと考えています。

 

 

 

浸水想定の変更

 

質問

中川流域(元荒川・綾瀬川)の浸水想定について、今回の改定により、どのような変更がされますか?

 

回答

丸ブルー中川流域の洪水浸水想定区域図と浸水継続時間を加えます。 

丸ブルー洪水時の最大浸水深は、中川流域を加えても、現在の浸水想定規模以下と予測しています。

 

下矢印

 

関根の所感

元荒川や綾瀬川(中川流域)の浸水想定については、私自身、令和元年東日本台風の教訓として、これまで議場で取りあげてきた経緯もありますので、今回の洪水ハザードマップの改定は、大変重要なものであると捉えています。

 

✳︎令和元年東日本台風(翌日のブログ)

 

下矢印

 

再質問(洪水ハザードマップの浸水想定)

現在の洪水ハザードマップでは、利根川・荒川・小山川が破堤した場合の浸水想定シミュレーションとして、"どのくらいの時間で、どこまで浸水するか"の想定をされていますが、今回の改定にあたり、中川流域の浸水想定シミュレーションはどのようにされていますでしょうか?

 

回答

中川流域の浸水想定シミュレーションは、埼玉県管理河川(元荒川・綾瀬川など)を200m毎に決壊した場合の浸水想定区域を重ね合わせて予測したものであり、決壊・破堤想定箇所は定めておらず、到達時間の想定はできません。

 

 

 

市民の方への周知

 

質問

洪水ハザードマップ改定に係る市民の方への周知は、どのように行いますでしょうか?

 

回答

丸ブルー広報はすだでハザードマップ改定をお知らせします。

丸ブルー市ホームページでマップデータを公開します。

丸ブルー印刷物は公共施設や市民課等の窓口で配布します。

 

下矢印

 

関根の提案(市民の方への周知)

私としましては、水害は事前の行動で人的被害を大幅に減らすことのできる災害であると捉えています。

あらかじめ、「災害に関する情報を入手する手段を確認すること」、「避難をする際の準備をすること」、「避難のタイミングを整理すること」は、非常に重要であります。

 

これについては、市でも推奨している自身や家族の避難行動計画である"マイ・タイムライン"を活用することが有効であると考えます

 

少しでも多くの方にマイ・タイムラインを作成していただけるよう、洪水ハザードマップのスペースの中に、マイ・タイムラインを作成できるページを盛り込んではいかがでしょうか!?

 

回答

掲載するスペース・レイアウト・内容などを整理した上で、掲載することができれば載せていきたいです。

仮に、載せられなかった場合には、QRコードをつけて、マイ・タイムラインに関する情報を盛り込むことなども検討します。


✳︎蓮田市ホームページ(マイ・タイムライン)


 

 

  防災行政無線の活用状況

 

市民の方からは、「防災無線が聞き取れない」との声をいただくことがあり、私自身も荒天時に聞き取れなかった経験を踏まえ、市民の方からご相談をいただいた際には、安心・安全メールの活用を推奨しています下矢印

 

✳︎2021年10月8日ブログ

 

そこで、今回はこうした状況を踏まえ、市の防災行政無線の現状や課題について質問しました!

 

 

 

現在の防災行政無線のシステム

 

質問

現在使用している防災行政無線のシステムは、どのような特徴や仕組みとなっていますでしょうか?

 

回答

丸ブルー平成25年度にアナログ形式からデジタル形式に更新しました。

丸ブルー電波を発信する親局が市庁舎内に1機・消防本部に遠隔制御装置・電波を受信する放送子局が市内各所62機、整備されています。

丸ブルー音声放送の内容を、安心安全メールやホームページに即時配信するシステムや自動音声案内との連携機能を有しています。

 

 

 

防災情報伝達システムの比較検討

 

質問

令和5年9月議会の補正予算にて、「防災情報伝達システムの比較検討業務」を行いましたが、その検討内容と結果はいかがでしょうか?

 

回答

丸ブルー現行の60MHzと、他の周波数帯による電波特性を踏まえ、通信エリアや導入コストなどの側面から、令和5年度に検討業務を実施しました。 

丸ブルー検討の結果、既存システムを更新することが優位であるとされました。

丸ブルー更新作業を実施する市町村の実績や、蓮田市の地理的特性などを考慮し、今後、現システムの更新を総合的に検討・判断します。

 

 

 

防災行政無線の課題

 

質問

行政無線が聞こえない地域・市民の方への対応について、市はどのような対策を検討されていますでしょうか?

 

回答

丸ブルー音声放送は、遮音性の高い住宅や、豪雨時に窓を閉め切った状態では聞き取りづらいことがあります。

丸ブルー平時は、防災行政無線の音量に対する苦情があります。

 

下矢印

 

関根の所感

市としては、防災情報伝達システムの比較検討の結果、様々な観点から現行(60MHz)のシステムが優位性が高いと判断されたとのことでしたが、今後の機器更新の対応を進める過程において、防災行政無線の課題である"聞き取りにくさの解消"にも取り組んでいただきたいと考えます。

 

下矢印

 

関根の提案(個別受信機の配備)

災害情報の取得に課題が生じる方などに対し、防災行政無線の内容を個別に取得できる個別受信機を配備してはいかがでしょうか!?

 

回答

丸ブルー戸別受信機は、インターネットやメールを利用できない方への情報伝達手段として有効です。

丸ブルー情報を必要とし、機器を維持管理できる方については、戸別受信機を配備する方向で検討をしたいです。

 

 


 

以上が、2問目の市の防災力強化に向けた取組のうち、目次の洪水ハザードマップの改定・防災行政無線の活用状況についての質問です。 

 

次は、目次の3番目の"災害時の要配慮者の安全確保・民間事業者との連携協力体制"に続きますひらめき電球

 

 

 

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