こんばんは!

 

 

今日は、議会だよりの原稿作成などして過ごしました。

 

埼玉県内では、熱中症警戒アラートが発令されるほどの暑さとなりましたが、明日も同程度の気温が予想されていますので、熱中症対策を万全にお過ごしください。

 

 

さて、今日から数日かけて、令和6年6月24日に蓮田市議会で質問した、市政に対する一般質問についてご報告したいと思います気づき

 

 

そのうち、今日は1問目の「胃がん検診の受診率向上に向けた取組」についてご報告しますニコニコ

 

 

目次

 

 胃がん検診の受診率向上に向けた取組

 

1.直近3年間の受診状況・検診方法・内視鏡検査導入

 

市の防災力強化に向けた取組

 

2.洪水ハザードマップの改定・防災行政無線の活用状況

 

3.災害時の要配慮者の安全確保・民間事業者との連携協力体制


 

PCインターネット中継(録画)

 

 

 

 

一般質問【44】胃がん検診の受診率向上に向けた取組み

 

蓮田市では、市民の方の健康増進を目的とし、6月1日より、特定健康診査・後期高齢者健康診査・がん検診を実施しており、がん検診については、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん・前立腺がん検診を実施しています。

 

今回は、この各種検診の中から、「胃がん検診」をピックアップし、市民の方からお預かりしたご意見を基に質問しました。

 

 

✳︎蓮田市ホームページ(胃がん検診)

 

 

現在、蓮田市では40歳以上を対象として、胃部エックス線検査(バリウム検査)を個別又は集団による検診で行っていますが、検診を受けられる方からは、内視鏡による検査を希望する声をいただいています。

 

そこで、質問では胃がん検診の受診状況等を確認しながら、市民の方が安心して受診しやすい方法を考え、提案をさせていただきました!

 

 

 

直近3年間の受診状況

 

質問

直近3年間の受診者数と受診率はいかがでしょうか?

 

回答

【市で実施している胃がん検診の状況】

令和3年度 受診者数1,489名/受診率3.6%

令和4年度 受診者数1,559名/受診率3.8%

令和5年度 受診者数1,411名/受診率3.5%

 

※受診率は、市の胃がん検診の対象者である40歳以上の人口を分母として算出している。

 

市で実施している胃がん検診以外の職場等において、検診を受けている方も相当数いると思われますが、その受診状況は把握することができないため、受診者数及び受診率については、市の胃がん検診を受けた方のみの数となっています。

 

下矢印

 

再質問(直近3年間の受診状況)

胃がん検診の受診率は、約4%程度で推移しているという状況でしたが、ご答弁にもありましたように、職場等で検診を受けた方も多くいらっしゃると思います。

 

一般的に定年を迎えられた世代(60歳以上)にしぼった場合、受診者数はどのようになりますでしょうか?

 

回答

令和5年度の胃がん検診の60歳以上の受診者数は、949名です。

 

下矢印

 

関根の考え

仮にお答えいただいた949名を、60歳以上の人口(22,866名(R6.6.1現在))で割りますと、約4%強(4.15%)でしたので、そこまで大きな年齢ごとの差というのは無いように感じました。

 

今後、全ての世代の受診率向上につながる取組みとして、特定健診とセットで受診しやすい体制づくりや、案内の方法などご検討ください。

 

 

 

検診方法

 

質問

丸レッド現在の胃がん検診の実施方法をご説明ください。

丸レッド現在の蓮田市医師会への胃がん検診の委託方法をお答えください。

 

回答

丸ブルー市町村が実施する胃がん検診については、国の指針に基づき、胃X線検査と胃内視鏡検査が推奨されており、蓮田市では、胃X線検査(バリウム検査)による胃がん検診を行っています。

丸ブルー実施方法は、保健センターで日時を指定して行う「集団検診」と医療機関で行う「個別検診」があります。

丸ブルー個別検診については、市医師会加入の医療機関(3か所)において、市のがん検診として、胃X線検査を実施していただける医療機関に委託して行っています。

 

 

 

内視鏡検査導入の考え

 

質問

内視鏡を希望する方が多い現状については、市でも把握されていることと思いますが、市としてどのように受け止め、また、今後どのように対応していきますでしょうか?

 

回答

市民の方からの内視鏡検査に対するご要望については認識しており、昨年度、市医師会の先生方に対し、内視鏡検査に関する意向調査を実施しました。

今後は医師会の先生方等にご相談を進めていきます。

 

下矢印

 

再質問(医師会への意向調査)

市民の方が安心して受診しやすい方法を考えますと、"内視鏡検査の導入"は、1つのポイントであると感じています。

 

市としましても、「市民の方の声を認識され、昨年度、蓮田市医師会の先生方に意向調査を実施した」とのご答弁がありましたが、先生方からは具体的にどのような声があがっていましたでしょうか?

 

回答

国の指針によりますと、内視鏡で撮影した画像や必要に応じて実施した生体検査の結果は、検査を実施した医師以外において、ダブルチェックを行うことが定められています。

 

お一人の先生で開院されている医療機関も多く、ダブルチェックの体制を確保することが課題であるとのご意見がありました。

 

下矢印

 

関根の所感

当然、各医療機関の状況もありますし、内視鏡と胃部エックス線の双方のメリット・デメリットもあると思います。

検査精度にも違いはありますし、胃部X線検査は、バリウムを苦手としている方や高齢の方には、誤えんのリスクなどもあると伺っています。

また、内視鏡であれば、国の指針で毎年でなく、2年に1度の検診で良いとされています。

 

こうしたことを踏まえ、市としましては、市民の方が受診しやすい検診にするため、検査方法の選択肢を広げる検討も必要であると感じます。

 

下矢印

 

再質問(内視鏡検査導入の考え)

検診を引き受けてくださっている医師の先生方のご意向も大切になりますが、市民の方の声を踏まえ、内視鏡検査導入について、市として前向きに検討してはいかがでしょうか?

 

回答

胃がん検診については、国の指針において、胃X線検査と内視鏡検査が推奨されています。

内視鏡検査の導入については、医師会の先生方の状況やご意見、課題となっていること等を踏まえ、ご相談を重ねていきます。

 

 


 

以上が、1問目の「胃がん検診の受診率向上に向けた取組み」についての質問です。

 

 

昨年度から、市の健康づくり推進協議会の委員として活動する中で、市民の皆様の健康づくりについて考える機会が増えました。

 

そうした中、ご近所の方から「市の胃がん検診は、なぜ内視鏡検査が選択できないのか」という声を伺い、健康づくり推進協議会の会議においても質問した経緯がありました。

 

そして、今回の質問として、「現在、胃部X線検査(バリウム検査)のみで実施している市の胃がん検診について、市民の方が検査方法を選択できるよう、内視鏡検査の導入を検討して欲しい。」と要望しました。

 

市としても、既に蓮田市医師会の先生方への意向調査を実施しながら、前向きに検討していただいていることを確認することができました。

 

今回は胃がん検診をピックアップしましたが、引き続き、今年度も健康づくり推進協議会の委員として、市民の皆様の総合的な健康づくりに携わってまいりますので、特定検診等の受診しやすい取組みを考えていきたいと思います!

 

 

次は、2問目の市の防災力強化に向けた取組みに続きますひらめき電球

 

 

 

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