こんばんは!

 

 

今日も、令和5年6月27日に蓮田市議会で質問した、市政に対する一般質問についてご報告したいと思います! 

 

今日から2問目の「コロナ対策の効果と検証」にうつり、目次の番、救急・救命に係る体制についてご報告しますニコニコ

 

目次

 

川島地区の将来における都市構造

 

1.蓮田スマートIC周辺の土地利用

(現状・課題・将来展望・地域住民の意向)

 

2.蓮田スマートIC周辺の道路整備

(アクセスルートの検討状況)

 

コロナ対策の効果と検証

 

3.救急・救命に係る体制

(出動体制・搬送に時間を要する際の対応・救急車の適正利用)

 

4.国の交付金の活用

(事業の検討・事業の効果と検証)

 

5.教育現場における感染症対策

(全校一斉臨時休業の影響・タブレット端末の活用・マスクの着用)

 

パソコンインターネット中継



 

一般質問【37】コロナ対策の効果と検証①

 

  質問の意図

令和2年2月から続く、新型コロナウイルス感染症に関する対応は3年の歳月が過ぎ、その間、市においては、適宜、市民の方や事業者の方に向けた感染症対策や経済的支援を講じてきました。


今、3年間の取組みを振り返れば、評価すべき点、反省すべき点がそれぞれあると思いますが、この教訓については、今後のコロナ対策はもちろん、新たな感染症の流行や、社会情勢の変化が生じた際に生かされ、市の危機管理や支援の充実につながるものと考えています。


私の質問の意図は、過去の対応を否定するようなものではなく、今後の最善の対応につなげていきたいという趣旨であり、当然、私としましても、コロナ禍に議席をお預かりしてきた議員として、市の施策が適切なものであったのかを振り返る責任がありますので、今議会で質問いたしました。



  救急・救命に係る体制


出動体制・搬送に時間を要する際の対応・救急車の適正利用


質問

蓮田市消防本部の方々は、感染症対策の最前線で、市の救急・救命にご尽力くださっておりますが、保健所の入院調整の難航や救急出動の急増など、とても難しい対応が迫れた時期もありました。


日々、多くの困難や課題に対応されてきたと思いますが、3年を振り返り、これまでの蓮田市消防本部としての対応、そして、5類移行後の現況についてお答えください。

 

回答

出動体制

丸ブルー3年間の振り返り

職員同士の接触を少なくし、仮に職員に罹患者が発生しても消防力の低下を防ぎ、消防業務が継続できるように、勤務体制を通常の2班体制から3班体制としました。


救急体制では、臨時の救急隊を編成し、非常用救急車を運用させ救急車4台で対応を図り、救急隊が全て出動している場合は、消防車で出動し、傷病者の観察や応急手当を行い、救急車の到着を待ちました。

 

丸レッド現況

令和4年4月から、ワクチン接種や抗原検査キットを活用した感染対策が進んだことにより、通常の2班体制に戻し業務を行っています。


救急体制では、臨時の救急隊は継続するとともに、令和5年7月からは救急車を1台増強し、救急車5台体制とします。

日中の時間帯に多く発生する救急要請に迅速に対応するため、日勤職員等による日勤救急隊を更に編成して、救急体制の強化を図ります。


✳︎6月30日ブログ

 

搬送に時間を要する際の対応

丸ブルー3年間の振り返り

新型コロナウイルス感染症に伴い、長時間を要する出動が多く発生しました。

新型コロナウイルス感染症の受け入れ病院の確保は、保健所と埼玉県の調整本部で行うルールとなっておりましたので、救急隊が行うことは原則できませんでした。


受け入れ病院の調整がつかず、1回目の通報から約20時間を要し病院を確保するなど、救急隊員にとっては、防護服を着用しての活動も重なり、心身ともに厳しい状況でした。


それらの対策として、救急隊を交代させることや酸素投与の処置等により、保健所で定めた症状の基準を一定時間満たし、症状が改善された場合には、保健所の指示のもと一旦、救急隊は現場を引きあげ、再度、呼吸苦等が発症した場合や、病院が決定した場合は再出動するなど、傷病者や保健所としっかり調整し対応を図りました。

 

丸レッド現況

新型コロナウイルス感染症については、第5類に移行となったことから、救急隊が病院を確保することとなり、以前と比較すると病院確保時間は短縮となりましたが、状況によっては約2時間を要する事案も発生しています。


今後、新型コロナウイルス感染症の再拡大や、様々な理由で病院の確保に時間を要する場合は、消防署に救急車を移動し、救急隊以外の職員も一丸となり埼玉県救急医療情報システムや様々な方法で病院を確保していきます。 


また、処置に必要な酸素ボンベ等の交換や救急隊の交代など効率的に行い、傷病者や救急隊の負担を軽減するとともに、疲労による事故防止等の安全対策も併せて図ります。

 

救急車の適正利用

丸ブルー3年間の振り返り

令和4年中の救急出動は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、過去最多の3,426件、搬送人員は2,950人でした。

そのうち、軽症者は1,250人で搬送人員の約42%を占めており、救急車の適正利用が全国的な課題となっています。 


これらのことから、救急車を呼ぶか迷った場合に、看護師に相談できる埼玉県救急電話相談♯7119やAI救急相談をホームページやイベント等の際に啓発しております。

 

丸レッド現況

令和5年1月1日〜令和5年5月31日現在、救急出動は、1,387件で前年より253件の増加となっています。

そのうち、搬送人員は1,210人で軽症者は492人となり約40%を占めています。


救急車は限りある資源でございます。

心筋梗塞や脳卒中など、今すぐに救急車で病院に行く必要がある人のために、119番通報する前に救急車が本当に必要か、自家用車やタクシーなど一般の交通機関を利用できないか、一人一人が救急車の適切な利用について考えていただけるように、皆様にご理解ご協力をお願いするところです。

 

下矢印


再質問(病院の受け入れ状況)

感染拡大のピーク時の搬送について、改めて、心身への負担が大きい業務であったと感じました。

搬送に時間を要する際の対応として、5類以降後も搬送に2時間を要する事案が発生しているとのことでしたが、再度、感染者が増えてきている中、受け入れ先の病院については、コロナ前と同程度に戻ったと考えてよろしいでしょうか?

 

下矢印


回答

戻りつつはありますが、戻ったとは言えません。

蓮田市消防本部において、令和5年6月19日~25日の間で3件の搬送困難事例がありましたが、令和元年の同時期では、0件となっていましたので、まだまだ戻っていないと感じます。


✳︎搬送困難事例

救急隊から病院照会が4回以上の問い合わせ、かつ、現場滞在時間が30分以上という事例。


また、コロナ関係については、病院によっては受け入れが困難な病院もあります。

コロナの患者さんも増えていますので、まだまだ安心できない状況です。

 

お願い

医療機関での受け入れ体制については、5類移行後の課題の1つであり、埼玉県でも医療提供体制の拡充に取り組んでいますが、やはり、現場では搬送先の課題があることがわかりました。

これについては、埼玉県の対応になると思いますので、山口市長から早急な改善をお伝え願いたいと思います。

 

 


 

以上が、2問目の「コロナ対策の効果と検証」のうち、目次の救急・救命に係る体制についての質問です。 

 

次は、目次の4点目の国の交付金の活用に続きますひらめき電球


 


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