こんばんは!
今日も引き続き、令和4年3月10日に蓮田市議会で質問した、市政に対する一般質問についてご報告したいと思います!
今日は2問目の「今後のまちづくりの展望」の続きとして、目次の5番についてご報告します
目次
【蓮田市のごみ処理行政】
1.蓮田白岡衛生組合の運営に対する市の取組み・ごみ処理に係る経費
2.有料指定ごみ袋
(市の有料指定ごみ袋の価格の在り方)
(市のプラスチックごみの資源化に関する現状と課題)
【今後のまちづくりの展望】
(公園の遊具やトイレの整備・元荒川河川敷公園の整備)
5.魅力あふれる蓮田駅前整備
(第一岩槻踏切の歩道整備や蓮田駅リニューアルに向けた取組)
一般質問【25】
今後のまちづくりの展望②
こちらの質問についても、令和2年9月議会で質問した内容の進捗状況等を確認し、事業実施に向けた提案・要望を改めて行うものですので、過去のブログの内容も参考にご覧いただければと思います
✳︎令和2年9月議会報告
魅力あふれる蓮田駅前整備
第一岩槻踏切の安全対策
質問
前回(令和2年9月)、第一岩槻踏切(駅北側の踏切)については、歩行者の通行が危険な状態であることをお伝えし、早急な安全対策を求めました。
これに対して、市からは「埼玉県とJR東日本で踏切改良に向けた対応を進めている」との答弁をいただきましたが、その後の進捗状況はいかがですか
回答
第一岩槻踏切は、車道と歩道が分離されていない状況であり、歩行者・自転車・自動車が混在して通行する状態です。
第一岩槻踏切の改良事業については、埼玉県(道路管理者)がJR東日本と協議を進めており、令和2年12月には、杉戸県土整備事務所とJR東日本との間で踏切改良に向けての協議を行っています。
現在、更なる調査委託の発注に向けて、担当者間での調整を継続して行っているとのことです。
市としても、埼玉県に協力し、第一岩槻踏切の安全対策に取り組んでいきます。
再質問①
先日の議案質疑(令和4年3月議会)の際、県道蓮田鴻巣線の歩道整備に向け、着実に事業が進められていることがわかりました。
✳︎3月3日ブログ
しかし、歩道整備が完了しても"踏切内だけに歩道が無い"という、ボトルネックの状態となることで、更に歩行者の危険性は高まることが懸念されます。
先ほどの答弁では、「市も埼玉県に協力する」とのことでしたが、実際、市の裁量で実施できることは、どのようなことがありますか
回答
県が進める踏切の改良計画がスムーズに進められるよう、市からもJR東日本への働きかけを行っていきます。
蓮田駅のリニューアルに向けた取組み
質問
前回(令和2年9月)、蓮田駅西口連絡所跡地を活用した、商業施設・公衆トイレ・地上改札の整備について、「市とJR東日本との協議を進めて欲しい」とお願いしたところ、市長から前向きな答弁をいただきました。
その後も蓮田駅のリニューアルに向けて、JR東日本との協議を続けていただいているものと思いますが、取組状況についてお答えください。
回答
(抜粋して箇条書きにします)
市では、JR東日本に対して、蓮田駅の更なる利便性の向上等について、多種多様な要望を行っており、今後も費用負担も勘案しながら、JR東日本と連携して、駅利用者の利便性の向上に向け努力していきます。
JR東日本とは、様々な機会を利用して情報交換を行っており、JR東日本からは、地域との連携を強化して、駅周辺の賑わいの創出・駅利用者の利便性の向上を図っていきたい旨の考えを伺っています。
蓮田駅下り線ホームは、降車客がホームから改札に向かう際、エスカレーター・階段・エレベーターが大変混雑しており、改札を出るまでに時間を要している状態です。
市では、令和3年10月12日午後5時30分〜9時の間、職員による"蓮田駅西口利用の乗降者数調査"を行いました。
市からJR東日本への要望の1つとしては、駅利用者の混雑解消・利便性の向上のため、駅西口連絡所が設置されている旧駅舎の空きスペースを利用して、下り線ホームから直接駅西口駅前広場に出入りのできる簡易改札の設置についてお願いしています。
JR東日本とは、令和3年8月と10月の2回に渡り、JR蓮田駅西口簡易改札設置について協議を行っており、協議の中で、簡易改札のある先進地を例にして、蓮田駅への設置について要望しました。
JR東日本では、橋上駅化している駅は、基本的に簡易改札を設置していないことや、現状の蓮田駅の利用状況を勘案しても、混雑緩和を目的とした改札口の増設は考えてはいないとのことでしたが、今後、旧駅舎の建て替え等の計画が持ち上がった際には、ぜひ、西口簡易改札設置にご配慮いただけるようJR東日本に要望しています。
西口簡易改札が設置できれば、西口からの蓮田駅利用者が便利になるとともに、駅構内での降車客の分散により、駅構内及び改札での混雑緩和が期待できるため、東口からの利用者にもメリットが望めます。
公衆用トイレの設置に必要な協力についても、検討していただけるようお願いしています。
お願い
蓮田駅西口連絡所跡地については、JR東日本の所有地になりますので、市の裁量で行うことが難しいことは承知していますが、今後も協議の継続をお願いします。
質問の最後に今回のテーマである"今後のまちづくりの展望"の総括として、今年5月に御勇退される中野市長に最後の質問をしました。
質問
中野市長におかれましては、今日に至るまでの4期16年間、豊富な行政経験と市の将来を見据えた堅実な市政運営により、市の発展に多大なる御貢献をいただきました。
私が議席をお預かりしている3年間だけ振り返っても、今回質問した、西口駅前や蓮田スマートインターチェンジの誘致といった都市整備、コロナ禍に実現した、こども医療費18歳までの無償化、市内3箇所目となる、地域包括支援センターの新設など、市の住環境・子育て支援・高齢者福祉など、あらゆる面で着実に事業が進められてきました。
また、これらの事業を進めながらも、市の将来や有事の際の貯金でもある"財政調整基金"については、中野市長就任前の平成17年には約3億円であった基金残高から、令和3年度末には約18億円まで積み上げ、非常に良好な財政状況で次の方へバトンタッチされます。
私としては、このような市長の功績に敬意を表するとともに、次代を担う一議員として、今後も市民の皆様と共に、より一層の市の飛躍につなげてまいりたいと考えています。
そこで結びとして、市民や事業者の方々・職員の方々・議員に向けて、今回の質問のテーマである"今後のまちづくり"について、市長の経験や実績に基づく助言をいただきたいと思います。
市長の答弁
今年10月が市制施行50周年記念になりますが、多くの方々の努力とその時々の議論により、蓮田市の大きな課題が解決し、次のステップのスタートに辿り着いたと感じています。
蓮田市はまだまだ可能性がたくさんありますので、新しい目標に向かって、それぞれの立場で議論して取り組んで欲しいと願っています。
昨年末、大型商業施設の企業の営業の方がお見えになりましたが、蓮田市については、スマートインターチェンジ・圏央道・工業団地の整備などにより、民間事業者からの評価が高まっており、このあたりが蓮田市の発展の要になってくると考えております。
皆様とまちづくりを一緒にできたことに感謝しております。
こちらの質問では、以前議会で質問した"蓮田駅周辺の都市整備"について、その後の対応を中心に質問しました。
前回の質問では、補助金の有効活用や駅周辺の課題、そして、近い将来の蓮田駅リニューアルについて質問・提案をしましたが、今回はそのうち、"第一岩槻踏切の安全対策"と"蓮田駅リニューアルに向けた取組み"について、改めて市へ対応をお願いしました。
両事業ともに、埼玉県やJR東日本といったお相手のある事業であり、市だけで対応を進めることは難しい面がありますが、やはり一市民としては"市として、できる限りのことはやって欲しい"と期待をしているところであり、これに対しては、市でも対応を進めてくださっていると感じました。
なかなか直ぐに結果が見えるものではありませんが、駅周辺の都市整備については、今後も継続して議会で取り上げ、市民の皆様にもご報告してまいりたいと思います!
昨年4月に蓮田駅西口再開発事業が完了し、また、今年は中央公民館の駐車場整備も始まり、近年、蓮田駅周辺の環境が大きく変わりはじめています。
質問の結びに、市長からも"次のステップのスタート"や"民間事業者からの評価が高まっている"といった、今後のまちづくりのヒントをいただきましたので、私としても、市民の皆様と"魅力あふれる蓮田駅前整備"を考え、近い将来の実現に向けて、取り組んでいきたいと思います
以上が、令和4年3月議会での市政に対する一般質問のご報告です。
5日間に分けて報告いたしましたが、ご覧になっていただき、ありがとうございました
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